セラピラシスにご質問いただきましてありがとうございます。
Q.バセドウ病・甲状腺機能亢進症があるとうつ病は治りにくいのですか？
どんな病気でも、うつ病やうつ状態になることはありますが、特に慢性疾患でうつ病が起こりやすいことが知られています。
Dr.のブログを見てみましょう。
内分泌疾患の有病率がちょっと高めですね。
甲状腺機能亢進症は有病率31%となっています。
逆に甲状腺機能低下症はもっと高くて56%！！
治療抵抗性うつ病の治療ガイドラインも見てみますと
アメリカ精神医学会、生物学的精神医学会世界連合など、海外のガイドラインに「甲状腺」の文字が…
というわけで、やはりうつ病と甲状腺は深～い関係があるようです。
バセドウ病・甲状腺機能亢進症の方は、交感神経が亢進し、ドキドキしますよね。
動悸、発汗、息苦しさなど、まるでパニック症のようになることもあるようです。
まずは甲状腺の専門医にしっかりと診てもらうということがとても大切。
甲状腺の専門病院では患者さんのうつ病の併発が多いことから
精神科や心療内科の専門医の先生が診療をしていることが多いです。
また、クリニックの先生方も精神科領域に詳しかったり、精神科の先生と連携していたりします。
身体症状、精神症状、どちらも専門の先生に診ていただき、しっかり治してゆきたいですね。
最近、甲状腺の機能が安定しているのに、パニック症みたいな症状が治まらない…おかしいな？
そんな時には、一度カウンセリングを受けてみませんか？
実際、甲状腺機能が安定して、身体は大丈夫なはずなのに、不安症状やうつ症状だけ残っている
そういう患者さんがとっても多いようです。
薬、薬！！じゃなくて、そんな時はカウンセリングをご活用いただきたいところです。
セラピラシスでは、専門医の先生方との医療連携を行っています。
専門医の先生のご指示をいただけましたら、ぜひカウンセリングを試してみてください。
50分しっかりお話しできますので、短い診療時間で話せなかったこともカウンセラーにぜひご相談ください。
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