花き業界のレジェンド:海下さんからISCO原稿が届く! | Thera-Projects掲示板

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一般社団法人テラプロジェクトの日々の活動を発信していきます。



 ちょうど、二月程前、私が編集委員長を拝命している、大阪国際サイエンスクラブの会報に投稿を依頼した。

 ぶしつけで申し訳なく感じつつも、早速、電話をさせて頂いた。
 コロナ禍下では在宅時間が多く、生活に少しでもうるおいを持たせる意味で植物の機能を分かりやすく解説してもらえる方を探していた。

 本日、執筆を依頼していた海下さんから原稿が届いた。題目は「日本式バイオフィリックな新しい生活様式」。
 今こそ、新型コロナウイルスに打ち勝つlife style、バイオフィリックな生活を受け入れる大きなチャンスであると力説されている。
 世界の建築業界で「バイオフィリック・デザイン」が注目され、米国シアトルのドーム状の植物園はその代表作であるという。

*シアトルにある大植物園のような、Amazon本社「The Spheres(スフィア)」

 2001年、近畿バイオインダストリー振興会議を中心に活動していた時期、みどり業に関心をもつ企業さんを集い、近畿経済産業局のお役人共々、アリゾナ州のBiosphere 2を訪れた時の巨大ドームを思い出した。

*アリゾナ州 Biosphere 2

 Biosphere 2の建造の目的は、火星で第二の地球:バイオームを作るシュミレーション施設としての活用であった。
 このような想いをぶら下げて、2005年の愛知万博「地球の授業」を担当させて頂いた。


 その中で日本に英国のエデンプロジェクトの機能を取り入れた、Biosphore 3 建造プロジェクトを披露した。聴講下さった桐島洋子先生に「私に、新しい回路ができました」との評価を頂いたことを思い起こす。

*英国 エデンプロジェクト

 それから、15年、大学人から変身!? Social Community Business に興味をもって活動を始めてきた。
 目下、地球温暖化や、今回のようなコロナパンデミック下での生活により在宅勤務が迫られる中、いよいよ植物の出番となった。
 DIYが家族を巻き込んで行われる共同作業としてとらえられており、植物が主役・脇役として使われる機会がますます増えてくるものと期待される。

テラプロジェクト理事長の今日のひとことメモでした!