横浜に行ってきました(2日目その7) | 人 畜 無 害。

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重箱の隅を突き回すようなブログです。

横浜の西洋館は山手に集中しています。

当然坂の上り下りが有るわけですが

有るきまわって思ったのは

「坂のある街って風情は有るけど実際には暮らしにくい、てゆーかアタシャ住めないな」

と言うものでした。

心臓バクバク、汗ダラダラの上に膝にも来ちゃうし。

幸いな事に雨が上がってからは気温が下がったので

前日に比べれば汗のかきようはマシだったのですが。

 

で、西洋館の話です。

山手には8軒の見学可能な西洋館が有るのですが

前回紹介した横浜市イギリス館以外の7軒を一気に紹介しちゃいます。

山手111番館。

中央部に有る大きな吹き抜けが特徴です。

但し吹き抜けの回廊部分は原則非公開だったりします。

バスルームと暖炉。

トイレは水洗のようにみえるんだけど改装されてるのかなぁ?

斜面に立っている家なので

表通り側の玄関から見ると地階に当たるフロアは

公園側からは直に入ることが出来、喫茶室として使用されています。

山手の西洋館は入場無料なのですが

貸しギャラリーになってる部屋が有ったり

喫茶室として使用されている部屋が有ったりします。

エリスマン邸。ここもカフェやギャラリーがあります。

右上はサンルーム。左下は応接室、右下はリビング兼食堂です。

ちなみにエリスマン邸はマンション建設のため

もとの所在地から移築されています。

2階の部屋の多くは展示室として使われています。

ここの浴室の床は板張りのようです。

こういうのだと体を浴槽内で洗わざるをえないのも納得いきますな。

隣接地に有るのがベーリックホール。

ベーリック邸とはなぜか呼ばれません。

この日は結婚式に貸しだされていたので全景の撮影のみです。

山手234番館。街路樹のせいでわかりにくいのですが

左右対称のデザインになっているのは集合住宅だからです。

当初は1,2階が別々の4軒、後に改装されて2階建ての2軒になったようです。

ここの2階は全面的に貸出スペース(ギャラリーと会議室)になっています。

こうしてみてみると意匠的な部分より

調度品ばっかり撮影しちゃってるなぁ…

山手公園は日本のテニスの発祥の地だそうで

記念碑があり今も幾つかテニスコートがあります。

またテニス発祥記念館なる施設があり

古いテニス用具や明治期のテニスウエアが展示されています。

その先に有る山手68番館は現状テニスコートの管理施設になっているようで

外観以外は特に見るべきものもありませんでした。

外交官の家。

元々は洋館に日本家屋をつなげた構造だったそうですが

保存されたのは洋館部だけです。

コレもイタリア山庭園に移築復元されたものですが

日本家屋の有ったスペースには喫茶室と管理事務所の有る

付属棟が建設されています。

ここもサンルームや出窓が目立ちますね。

調度品は資料や証言をもとにわざわざ作り直したものもあるそうです。

玄関のガラスに家紋がデザインされていたり

階段の傾斜に合わせて窓が配置されていたりと

あちこちに凝った部分が見られます。

焦げ茶と白のコントラストって良いなぁ。

近くにあるブラフ18番館でも結婚式が行われていたので

遠景の撮影のみです。

行われていなのは庭なので内部見学ができないわけではなかったようなのですが。

 

然し今回は駆け足過ぎたなぁ。

旅行から1ヶ月位で記事を書き終えるには

ここを1回で終わらせる必要があったのですよ。

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