空を飛んでやって来た奇跡の子猫ちゃん | 猫派の犬マニア絵本作家・私は私を生きる!

猫派の犬マニア絵本作家・私は私を生きる!

もう自分を良く見せるために、外に求める物は何もない。
すべてはもう「わたしの中にすでにあるから」
スーパーポジティブ遺伝子を持つ私が私を伝えます。

トリミングサロン自営しながら、絵本作家、画家やってます。
猫9匹と同居中!

三毛猫「助けて!!

誰か私の子を助けてーー!!」

 

 

黒猫「ママーー!!」

 

 

子猫がカラスにさらわれた。

 

空に我が子を持っていかれたら、

親猫は成すすべがない。

 

 

親猫は三毛猫「誰か!誰か助けて!」きっとそう祈ったんだろう。

 

子猫も黒猫「生きたい!誰か助けて!」きっとそう願ったのだろう。

 

 

その2匹の祈りの強さが、願いを神様に届けたキラキラ

 

神様は、カラスより子猫の命を助ける事にしたのだ。

 

 

 

 

神様「良し。まずはカラスから子猫を引き離そう。そして、人間に助けてもらうのがいいな。

じゃあ、あれをこうして、あの人間と、あの人間ならワシの手足となって働いてくれそうだから…」

 

 

神様は子猫をくわえて飛ぶカラスが田んぼの上に来たところで、車を通りかからせることに成功!

賑やかにやってくる車に驚いたカラスは、子猫を田んぼの真ん中に落とした。

 

田んぼの泥がクッションになって、子猫は無事だった。

 

泥にまみれて子猫が叫ぶ。「助けてー!」

 

風が稲穂を揺らし、カサカサと音をたて子猫の叫びをかき消していく…。

 

 

さっきの車から少年とお父さんが降りてきた…。

田んぼの横の用水路に釣りをしに来たのだ。

夏休みに大阪からここ山口県に帰省して、田舎の遊びを満喫している。

 

 

釣りを楽しむ少年の耳に、稲穂がこすれる音に交じって違う音が聞き取れた。

 

「お父さん、何か聞こえない?」

 

…耳を澄まして集中する…

 

 

黒猫「ミー!ミー!」

 

 

びっくりハッ!!猫!?

どこから?

 

 

 

稲が茂る田んぼの真ん中で鳴く猫…

 

二人は耳を澄まし、目を凝らし、

声の主を必死に探した。

 

あのあたりかも!?

 

 

「お父さん、ボク探してくる!田んぼさん入らせてもらいますスミマセン。」

 

 

少年は泥の中を声を頼りに慎重に進み…そしてついに発見した!!

 

 

その手で救い上げたのは、頭まで泥にまみれた子猫ちゃん。

まだ生まれて1~2週間ほどの!

 

少年の両手の中にすっぽり収まるほどの、小さな命。

 

必死に生きようと、泥の中から声を上げ続けた、小さな命…。

 

 

 

君を死なせない!

 

 

少年はそう心に誓った…。

 

 

おばあちゃんの家に連れて帰って、子猫を洗って泥を取り、

動物病院へ連れて行った。

 

ホッ。健康そうだ。

 

 

スポイドでミルクを飲ませる方法や、お尻を刺激して排泄を促す方法を教えてもらった。

 

 

かわいい照れラブラブ

 

 

 

少年は必死に世話をした。

 

…でも、ボク、

 

猫アレルギーなんだー笑い泣き

もうすでに症状が…あせる

 

 

お父さんは、子猫の命も、重度の猫アレルギーの息子の命も心配だった。

 

 

「子猫の里親って、どうやって探せばいいのー!?」

 

お父さんはFacebookで助けを求めて、

あちこちの保護施設、保護団体に連絡をするものの、

 

まだ自力で食事が出来ないほどの乳飲み子は、どこも引き取ってくれなかった…。

 

 

「…どうしよう…。でもこの子猫は運がいいんだ。きっと生きる場所はある!」

 

 

 

・・・・

 

 

 

私はこのFacebookの投稿で、

必死に生きようとする子猫と、

猫アレルギーでも必死に助けようとする少年の姿を目にした。

 

「乳飲み子って保護施設で引き取ってくれないんだ・・・。知らなかったな。

・・・そうとう困ってるようだね。

私なら、お世話出来るのに。」

 

 

私はペット関連の仕事をして約25年。

今飼っているペットの猫も、ペットショップ前に捨てられていた乳飲み子だった。

知識も経験も十分ある。

 

3時間おきのミルクだって、この夏休みどこもいく予定はないし問題ない。

職場のペットショップでお世話出来るし。

 

子猫欲しいって娘が前々から言ってるし、

主人もOKしていて、いつ保険所へもらいに行こうか考えていたぐらい。

「きっと飼って欲しい猫ちゃんがやってくるよ」って話していた矢先のこの投稿。

 

 

即決だった(笑)

 

 

「私、お世話できますよ。」っと連絡を取った。

 

 

少年親子と私たち家族が、神様の手足となり子猫を助ける事になったようだ。

 

 

 

このタイミングで私がFacebookを開かなければ。

このお父さんと私がFacebookで繋がってなかったら。

この親子がこの日、この時間、この場所に行かなければ。

大阪から山口県へ帰省しなかったら。

 

 

この子猫はカラスに食べられていたのかも知れないし、

田んぼの泥の中で体温を奪われ死んでいたのかも知れない。

隣の用水路に落ちていたら、まず助からなかっただろう。

 

 

沢山の奇跡を見せてくれた子猫。

きっと沢山の人に勇気を与える存在になるね。

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

っという、なんやかんやがありまして爆  笑

(ストーリーは若干の脚色がしてありますがほぼ実話!)

 

山口県から大阪、そして奈良の私の元へ長距離ドライブの末、

 

カラスにさらわれ空を飛んだ奇跡の子猫ちゃんがやってきましたラブラブ

 

 

 

 

 

少年のお父さんは、徳田博丸さん。

あの、よしもと新喜劇の脚本家さんですチュースゲー!

 

 

 

 

私の職場のペットショップまで、来てくださいましたキラキラ

 

今日は娘も学童保育をお休みして、ソワソワとお待ちしておりましたよ。

 

 

娘にこの猫ちゃんの話を、Facebookを見せながら説明して、

「飼い主探してるんだって。だから、飼えますよって言ったよ。」って言うと怒られたびっくり

 

 

「飼えますよじゃない!飼います!!って言わなきゃ!」だって(笑)

 

 

何が何でも、我が家へ迎えるという気迫が足りないと笑い泣き(笑)

 

 

っという事で、急遽ペットが増えました照れ

 

 

 
早速ミルクを飲ませて、トイレを済まし、爪切り!
 
 

家族全員で大切に育てますラブ

ようこそ我が家へキラキラ

 

 

 

 

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いつかこの話、絵本にしたいなー照れ

 


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絵本作家やってます爆  笑

「シャドくんと夢を叶える魔法の呪文」秋出版予定!!

お楽しみに!