蛇口を締める | 猫派の犬マニア絵本作家・私は私を生きる!

猫派の犬マニア絵本作家・私は私を生きる!

もう自分を良く見せるために、外に求める物は何もない。
すべてはもう「わたしの中にすでにあるから」
スーパーポジティブ遺伝子を持つ私が私を伝えます。

トリミングサロン自営しながら、絵本作家、画家やってます。
猫9匹と同居中!

昨日、海外の料理番組を見てたんです。
(ジェイミーオリバーさんの番組)
 
廃棄される食材を使って料理をして、みんなに振舞う。
そんな番組です。
好きな番組の一つです。
 
 
廃棄される食材の多い事!
畑に取り残された野菜とか、
賞味期限が切れたけど、まだ食べれる物だとか。
 
無駄にしないために、いろいろと需要を高めようと
知恵を出し合って美味しい料理を作って、
廃棄食材でも、美味しくできることを知ってもらって、
食材の廃棄量を減らす運動をしている番組です。
 
 
 
昨日はヤギでした。
 
 
ヤギのミルクや、チーズを作るためのヤギ牧場があるんですが、
メスヤギしか必要ないんですって。
 
ミルクを出すには、出産しないとお乳は出ませんから、
子ヤギが生まれるんですね。当然ながら。
 
で、オスヤギが生まれたらどうするかと言うと、
廃棄。(´_`。)
 
 
で、やっぱり、廃棄されるなんて可哀そうだと思って、
オスヤギばかりを引き取って牧場で飼っている人がいたんです。
せめて食肉に出来ないかと思っていたらしいですが、
ヤギ肉を食べる習慣がないので、需要が無くて困ってました。
 
 
 
ここの、若い女性オーナーの言葉に共感しました。
 
「無駄に死んでいくだけなんて酷い。
ここで飼育していても、長くは生きられないけれど、
何か生きるための目的を持ってほしい。」
 
 
 
最終目的は人に食べてもらうこと。
って事でしょう。
 
ヤギに関わらず、鶏、豚、牛、羊に、魚・・・
 
私たちは色んな動物たちの命を頂いて生きています。
 
家畜事体、食べる為に繁殖させられているんですから、
その辺を理解した上で、ありがたく残さず頂きたいもんです。
 
日本語の「いただきます」の語源を思い出しました。
「あなたの命を私の命に代えさせていただきます。」
いい言葉です。
 
 
肉食をなるべく止めたいなという気持ちもどこかにあるんですよ。
でも、私貧血持ちで、「肉を食べろ」とか言われるんですよ。
で、お肉好きだから、結局は止められないんだけど(^▽^;)
 
 
で、この番組を一緒に見ていた娘が言うんです。
「じゃぁ、私がオスヤギみんな飼う!」って。
 
 
これ聞いて思いました。
「保健所にいる処分寸前の犬や猫、全部引き取る!」
って言ってるのと変わらんよね。って。
 
 
もちろん、引き取ることで、目の前の動物は助かるかも知れない。
だけど、重要なのは、全部引きとる器ではなくて、
元を断つこと。蛇口を閉めないことには、
どんどん増えるよ。ってこと。
 
 
オスヤギ達も、この番組の料理人たちによって、
美味しく食べられることが広く伝わりました。
 
オーナーの言葉どおり、
「長く生きられないけど、生きる目的を持つ」ことが出来たわけです。
 
 
無駄に生まれてきた訳じゃなかっただけでも良かったと思います。
 
 
「オスヤギは食肉としての需要が無い」と言っていましたが、
今需要が無いということは、
 
需要が出来れば、独占出来るって事ですよ。
 
 
ぜひ需要を作ってほしいもんです。
 
そして蛇口を締めていただきたい。
保健所問題もそうですね。
無駄な死というものを増やしたくないです。
 
 
 
私たちが出来ることってなんだろうね。
 
 
 
 
 
いつも応援ありがとうございます!
独占出来たら儲かるよ(笑)
 
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