空想dejavu  明鏡ゆらぎのひとりごと- -41ページ目

ひとりごと




そのコトバが その行為が その仕草が


なぜ 『今』だったのだろうか…


そこから始める






それは



大きな流れの中において



それらが一時間前でもなく 十年後でもなく



『今』であった理由が



必ず存在しているのだから




当たり前のように存在し



地球を照らす太陽でさえ



いつまでも 燃え続けることは出来ない





その当たり前もまた



『今』だから成り立っているだけ。



つまり



その時 その時に 出会う



辛さや喜び 悲しみや感動もまた




その『今』だから 意味を成している




至極の価値ー。









空想dejavu   明鏡ゆらぎのひとりごと-

きっと。

普通に 




普通のことを

やり続ける。

確実に。




きっと最強者。





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天気予報





『天気予報』

               明鏡ゆらぎ








雪 予 報 の 朝   急 い で 起 き た


曇 り 窓 の 向 こ う   流 れ る は 雨


た め 息 を つ き   眺 め た 道 路


丸 く な っ て る   君 と 出 会 っ た







ふ わ ふ わ の タ オ ル   優 し く 包 む


微 か な 震 え   安 心 の 意 味


未 表 情 の 感   ガ ラ ス 玉 二 つ


静 か に 閉 じ る   ス ト ー ブ の 前









初 め て の 感 じ   新 鮮 な 武 者 震 い


力 を 込 め ず   強 く 抱 き か か え た


僕 の 時 間 の 中   言 葉 の 要 ら な い


最 初 の 友 達 が 出 来 た  雪 予 報   雨 の 朝









予 想 外 れ た 朝   起 き た 予 想 外


重 ね た 時 間     友 達 か ら 親 友


無 機 質 な ガ ラ ス   き ら き ら の 今


晴 れ た 朝 は  一 緒 に 歩 い た






い つ し か 当 た り 前 に な っ て い た



い つ か ら か 増 え て た  君 の 家 族





雪 を 楽 し み に し て た こ と

雨 雲 睨 ん で   項 垂 れ た こ と

期 待 し た 予 想 が 外 れ て 起 き た

予 想 外 の 出 来 事 が  

欠 か せ な い 時 間 に な っ た











晴 れ 予 報 の 朝  起 き て 眺 め た


窓 の 向 こ う   流 れ る 雨 を



音 も 出 さ ず に   一 緒 に 眺 め て る


き ら き ら の ガ ラ ス   ち い さ な あ く び




つ ら れ て 僕 も 少 し 大 き め の


あ く び を し た    晴 れ 予 報   雨 の 朝-。





空想dejavu   明鏡ゆらぎのひとりごと-

太陽とライオン






『太陽とライオン』


明鏡ゆらぎ







きっかけがあれば出来ると言う

その出来事は 何を指す?


なかなか踏み出せないことの

言い訳探しになってないだろうか





王者ライオンはいつも迷っていた

この草原から出ること



彼方に聳える山の向こう

太陽が昇る場所に憧れた




大空眺めを繰り返しても

想いの強弱に揺れるだけ




踏み出す1歩はこんなに重いのかと

駆け回る100歩ことは簡単なのに





何かを護ると言う想いに宿るのは

義務的なその意味ではなく


護りたいと強く願う

生き方  歩いている『道』のようなもの





護られる側とか護る側とかの

片側ずつの小さな貧しい視点じゃないから


進む道を 強く踏み締めて

迷いながらも ライオンは 己の命を歩く








残念なことを数えて 

空を眺めて 憂うより


創って温めて育てることの

数え方の方が 心を成長させた




ライオンは今も夢を持っていた

草原の彼方 太陽が昇る場所に行くこと




踏み出せないのは恐怖じゃなくて

今の世界も先の世界が大切だから




初めから迷うことなんてなかった 

今の世界と一緒に

新しい世界へ 共に行けばいい

振り返った道は 前にも続いている

どこに行っても繋がっているのだろう



共に生き抜いてきたライオンと

一緒でこその太陽の下へ




想像出来るから恐怖になるのだろう

歩き続ける限り創造は続くだろう



時間と共に築き上げたモノは

歩く度に太く強くなって


いつの間にか 新鮮が安心に包まれていたり

いつの間にか コトバが 存在に包まれていたり



気付かなかったことに気付く度に

解ってなかったのは相手じゃなく自分だと


奢りが解けて 優しさが成長する度に

ライオン達は 違う歩幅を 同じ速さで

並んで歩いていく






きっかけがあれば出来ると言う

その出来事は 何を指す?


ライオンは王冠を外して

別に銃弾でも大丈夫だろうと呟きながら


木の枝 小鳥の巣を囲うように

そっと護るように それをかけた



太陽の光に反射して 

みんなに黄金の輪が注いぐ



相手が居て 仲間が居て

自分が王者で在れたこと



片翼だけでは 飛べないことの意味を手にして


ライオンは真の王者になった



太陽の下は 場所じゃなかったんだ―。




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          ハルノハジマリ (Re)

昨晩はなかなかスゴイ雪でした(++;
積もるかなって思ったけど 起きてみるとそうでもなかった(笑)
でも 今日は凍結・積雪に気をつけないとですね(^^!!













『ハルノハジマリ』




                 明鏡ゆらぎ












片耳短いうさぎが今日も森でひとり





仲間には仲間扱いされずに 生きていた









この森は雪しか降らない 陽差しは届かない



太陽の存在すら もう誰も知らなかった











仲間外れの彼は それすら気付いてない



たまたま今日はひとりで たまたま昨日もひとり








 誰かが困っていたら 優しく声をかける
 


 誰かが泣いていたのなら 自然と一緒に泣いた










「見てみろ片耳のやつに 近寄ると不幸になる」



そんな言葉よりも 村の平和が嬉しかった














―在る日 森に侵入者―  




悪魔の筒をもって




ギラついた目で 獲物を探してる











聴こえた 解った 彼等の話す言葉が




蘇る 駆け巡る 遥か遠い日の記憶








狙いは 僕だけじゃない



みんなを 村ごと 削る気なんだ








 一気に林を駆け抜けて
   みんなもとへと ひたすら走った
       枝にカラダを切りつけながら
          ひたすら彼はみんなのもとへ・・・走った



















― 初めは仲間と同じ 耳は揃っていた



母親にいつも 抱きついて温もりの中







雪の止み間に偶然 森の向こうに出た



気付いた時 もうそこには別の世界があった









 一瞬 凍りつく 母親の叫び声


 
 そっちの世界は 言葉の違う世界






 走った 探した 母親の温もりを



  見付けた だんだん 冷たくなっていく母親を









奴等を憎む彼の形相 そ

れを見て母は声を絞った 

あなたは誰も恨んではいけない 

恨みは先に恨みしか生まない



この森には いつも太陽がないから

あなたが放つ温もりそれが
太陽の存在

願いを込めて あなたに付けた 名前・・・








母は冷たくなった 彼は泣き続けた


 
温もりを刻むため片耳を母の墓標にした ―


















いつものように戯れる みんなが見えてきた



早く隠れて もうすぐ奴等がくるんだ






僕には 聴こえた この村を狙ってる



誰もが耳を 傾けることはなかった







どうする どうする 奴等が近づいてくる





彼は みんなに 微笑み残したその目に



いつもの村の景色を焼き付けて走り去った・・・・


















村はいつものように 何も変わりはない



昨日と何も変わらずに 平和そのものだった






まもなく遠くで微かに響く 悪魔の筒の音



彼は必死に逃げ回り 村から離れてく







村は今も昨日と 変わらない村のまま



彼は空を見上げて嬉しそうに笑った










 良かった良かった 母親の温もり



 繋いだ 繋いだ この村に残せた












まもなく遊んでる仲間が偶然



冷たくなってく彼を見付けた









初めて仲間はみんなで泣いた

すべてを悟って心から泣いた

本当の温もり届いて泣いた










彼は震える声 絞って語りかける



悲しみだけの悲しみなんて絶対にないから



村は明日も変わらずあるから



僕はこの村が好きだから



僕はいつもみんなといるんだから・・・










微笑んだまま冷たくなった



彼を村の入り口に埋めて



誰もが仲間の証に自分の片耳捧げた時



まもなく雪の止み間に微かに




陽が差した









この世界に初めての陽だまり揺れる




彼の墓標には書かれた名前は





                  ・・・・・・・「春」










―セカイニ キセツガ フエタ  ソレデモ マダ




   セカイニ キセツガ フタツシカナイ ジダイノ ハナシー







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