空想dejavu  明鏡ゆらぎのひとりごと- -35ページ目

理の在り処





『 理の在り処 』

 明鏡ゆらぎ






宇宙と言うモノがが生まれる




遥か 遥か昔から




彼は 在った





僕達がもつ 最長の単位



「時間」ではもはや推し量れない






いま在る宇宙は



そのひとつの まだ途中に過ぎない





その始まりから終わりまでを




幾度となく繰り返す程 途方もない時間





それを何度も 




何度も繰り返していく時の中 彼は




『無を含む すべての存在に対する理』




それに辿り着いた





彼は その瞬間から 




時の流れに 一切支配されることのない



存在となりました









いま 現在でも-。













心やさしき者達









『 心やさしき者達 』

明鏡ゆらぎ






堅くて きつく縛った 


鎖がこころを



締め付けて離さない 



そんな時間もあるだろう






少し気持ちは重たいけど


目線を天井へ向けて


息を吸い込んで 吐きだしてごらん






いまは まだ 少し 


気分が晴れる 


とこまでいかないかもしれない




どんな 些細なことだって



気持ちを上げ下げするから









吸い込んだ 空気を 吐き出す度に



確かに あなたがブレンドされて



かよわくも力強く 



あなたの存在をより確かにしているよ









堅く縛った鎖だって



必ず解けるもの



夜明け前が一番暗いとは



実際そうなんだから





締め付けられて 潰れそうになる




そんな時間もあるだろうけど




この世界で縛った鎖は


この世界で 解き放たれる鎖だから






まだ 少し気持ちが重たい時は



もう少し そのまま 休んでいよう



鳥達が 木の枝で 憩うように





心やさしき者達には



善き流れの方から 必ず



迎えに来てくれる



冬が終わると 春が



「必ず」迎えにきてくれるように-。
















送受信







『 送受信 』


         明鏡ゆらぎ






始まりは 泣いていたよ



周りは 微笑んでいたよ






コトバ達は まだだったね



コトバ達よりも もっとこう 



互いが触れるほど歩み寄る 送受信







生まれて間もない



赤ちゃんが教えてくれる




コトバ以外で 





伝え合えた時間が ぼくたちに在ったこと





一歩通行の伝達じゃないから 




伝えようとするより 




感じ取ろうとすることの方が 最初だったね





とても大切な記憶の忘れ物







天使が生まれてくる度に





神様がみんなに授けてくれた




赤ちゃんの時から使えるチカラ







ぼくたちにもあの時から 





今もちゃんと授かっている 





コトバの要らない 送受信力-。
















来訪者










『 来訪者 』

             明鏡ゆらぎ





目に見えない


とても小さな水粒達が




街を歩く人の


腕や髪に降りる




熱を感じ気付されるのは


記憶の繰り返し



360日程前にも


同じこと感じたこと





積まれ続ける記憶は


倉庫で処分されていくではなく


新鮮さは 保たれていて





朝起きて 仕事に向かういつもの道


何気なく過ごしている時間に


ふと扉が開いたりして




想像以上の 新鮮な記憶の蘇りに



小説の中の 登場人物を思うように


自分を想ったりしてしまう










音や薫り 風や熱 すべての現象が


毎瞬 毎瞬 記憶の鍵になっていて


その鍵は 自分自身では持ち歩かないけど



時々 記憶の方から 僕に会いにきてくれる



今度は いつ 気紛れに



僕を驚かせるのかを楽しみに 


なんて思いながら 


いつもの道を いつもの時間に いつも通りに


今日も歩いていこう







目に見えない



とても小さな水粒達が



腕や髪に降りる度に



今夏の訪れを確かにする朝-。












ひとりごと。






ぼくたちは




生まれた瞬間から




生きること  老いること



病むこと   死ぬこと




この四苦からは切り離されない







だけど





生きること と 在り続けることは 



一切別。







在り続けること 



これは 生死の類には全く属していない






だから



僕達は生きることが出来るのです。






生きること。




僕達はすぐ意味を求めてしまう



それもまた


生きていることから切り離せないこと








だけど



在り続けること。 




それは意味など一切不要。





真実の相。



ただ それあるのみ。