確認の時間
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『徳の時間』
明鏡ゆらぎ
心の芯とは深き海のよう
海面がどれだけ荒れ狂おうが
それは表面の出来事に過ぎない
荒れる表面に惑わされ過ぎると
大切なモノまで 気が届かない錯覚に包まれる
なんとなく スッキリしない時
なんとなく モヤっとする時
なんとなく 曖昧な時
海面での出来事は気にしない
海面がざわつく時は
自分の大切な部分を 確認するための
与えられし 徳の時間
どれだけ海面が ざわつこうが
心の芯への道に霧がかかろうが
心の芯そのものが 揺さぶられることはない
先ず 見るべきは
貫きたいモノそのもの
海面の取り巻きなんぞ
確認のあとに考える
物を運ぶのにも
両足が宙に浮いていたら
持ち上げることさえ出来ないのだから
己の中の確認は いくらあってもイイ
俺はそう思う。
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君花
『 君花 』
明鏡ゆらぎ
折れてしまった
さっきまで綺麗に咲かせていた
少し迷ってる間に
それは あっけなくうなだれた
ここで枯れてしまうこと
これも運命だったんだ と
涙を流す君から 零れたコトバ
どこかで見つけて
いつから育ていたのかも
いつしか 知らない間に
時が経ち 忘れていたんだ
もういいよ いまさら
元々なかったんだ
仕方ないか
うつむいた花びらに
伸ばした手 その先で
見つけたそれ―
花びらに隠れていた
小さな種 たくさんの種
大切なことに気づけた
まるで 花が開いたように
その花の意思が分かった
そうだ 見える 見えてることなんて
生きることの中では 半分もないかもしれない
見えていないトコロで
種は生まれ
いつの日か 繋がって
今 想う 諦めた自分の姿
自分でもまだ見えない自分のココロ中では
何一つ諦めていなかった
新しい種を見つけたね
君の中で力強く根をはっていたんだ
姿 折れても
折れない強い想い
目に見える花が咲かなくても
今 見える君の花は
君の心中に 深く強く根をはって
君の流す涙を水に
君の笑顔を養分に
君の心がひざまづいて
崩れた姿を見せたとしても
その花は 決して枯れない
そう 見えぬ 強い君の中
逆境になればなる度
その花の茎は太く
凄まじく強く
風を受けて揺れる
諦める事なく揺れるんだ
それは見えない
間違いなどない
屈する事の無い
揺るがない 君に咲く
その花の名は 『信念』―。
隣
『隣』
明鏡ゆらぎ
僕達は いつも 今ある世界が
今 見えてる世界が この世界だと思って
だけど いま 見えてない世界は
きっと僕達の 目の前に 普通に在って
そこから 眺めるモノ達は
風に色が無い 僕達側がとても不思議で
音に 色が無いことも
声に 色が無いことも
僕達側だけでの話かもね なんて
見上げた 宇宙だって
もしかしすると
宇宙そのものが たくさん在って
あまりにも 広すぎるから
僕達の単位 イメージでは追いつかないだけで
そんな 世界が あなたの目の前に
普通に在ったりする
イメージの 向こう側って まだ
僕達には 無いけど
僕達じゃないモノ達には
僕達にとっての不思議が
すでに 普通に 在るかもしれない
そんな 隣りの 同じ世界
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透明物語
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『 透明物語 』
明鏡ゆらぎ
ふと した
瞬間に 見えてる
目の前 今の世界が
違う 映像に変わって
見えてる 景色はそのまま なのに
同時に 意識が 違う世界に落ちた
何が 何か 分からなくなって
何が 何か 分かっているけど
半透明 僕が 今 居る この場所は
見える 二つ 世界の狭間で
戻る術は 分からないけど
風音 ひとつで かき消されるよな
儚く リアルな 半透明の世界
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ほんの少しの時間でも ぼぉ~ っとしていたら
見えてる景色の他に 違う映像が見えてきたりして
でも ちょっとした音などで すぐに その映像が
かき消されてしまう・・・
そんな感じ 誰にもありますよね^^?
ないかな(・・?
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儚 絵
『 儚 絵 』
明鏡ゆらぎ
明け方の街が
止まって見えたのは
昨夜に 空が降りたせい
透明な冷気のラッピング
夢の中 過ごす みんなごと
そっと起こさぬように
包み込んで 切り取った・・・
昇る朝陽 浴びる街 乱反射
切り取られた時間 動き出す・・・
優しい太陽粒が 包み始めたなら
夢から朝へ帰り始める合図
こんな日の昼には
日が差す街に
白い妖精が 舞い降りるかもしれない
日向に揺れる 優白粒
決して地上まで 届かない・・・
儚さは 窓額向こう
ほんの数十秒
切り取られた 絵画の名は・・・
・・・・「ダイアモンドシティ」
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