おはようございます。
心と身体をつなぐカウンセリングセラピスト
つぎたにあきです。
自分で自分の気持ちをケアする《セルカウンセリング》って、
特別な知識や技術がなくても、できる。
っておもっています。
たとえば、こんなことだっていいわけです。
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いま、このことを思いかえすと、
これって、素晴らしいセルフカウンセリング。
彼女はペーパーに今の気持ちを書くことで、
自分の大変だった一日(要らないもの)を吐き出し、
そしていまは、気持ちが落ち着いてきた(良い兆し)。
ということを、自分自身で確認し、実感している。
あのとき、
わたしがそれを読むかどうかはあまり関係がなく、
わたしが読んでいようがいまいが、
彼女は書くことによって、すでに知らず知らずのうち、自分で自分を癒している。
知っている人でも、今は亡き過去の人でも、未来の自分でも、
だれかに宛てるようにして書くというのは、
独り言のように書くより、やりやすいものです。
《要らないものを外に出し、ちいさく芽生えた良い兆しを内側で感じ取る》
だれかに話すでも、
手帳に書くでもいい。
出さない手紙を書いてみるのもいい。
それもできなければ心の中で、
・今日は大変だったなあということ、
・そして、いま、気持ちが少しずついい方向へと変わってきているな。。
という変化(before/after)を感じとってみる。
日々かんたんにできるセルフカウンセリングとして、
「変化を感じとる」というのはとても有効だと思う。
鐵造は釜から静かに湯を注ぎ、建水にその湯を捨てると、棗から茶を入れ、ゆったりと茶筅をふって甲賀のために茶を点てた。落ち着いた優雅な仕草だった。生涯を懸けて築き上げた会社が倒産の危機を迎えている還暦を過ぎた男の点前とは思えなかった。
甲賀は鐵造が点ててくれた茶を喫みながら、さきほどまで心を覆っていた重いものが晴れていくような気がした。同時に、長い間、これほど静かな気持ちで茶を喫んだことがないのに気づいた。
『海賊とよばれた男(上)』百田尚樹著より
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・長い間、これほど静かな気持ちで茶を喫んだことがないのに気付いた。(長い間、大変だったなあ。)
・先ほどまで心を覆っていた重いものが晴れていくような気がした。(いま、気持ちが少しずついい方へ変わってきたな。)
と、まあ、こんな感じです。
さて、
今日もよい一日を!
Flow Life Labo AKI TSUGITANI