神という親の言いつけを守りなさい | シルバーバーチの霊訓より

シルバーバーチの霊訓より

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私は無位無冠、神の使徒以外の何者でもありません。

私が誰であるかということに何の意味があるでしょう。

私がどの程度の霊であるかは、私のしていることで判断してください。

私の言葉や誠意が、暗闇に迷う人の灯火や慰めになるだけで私は嬉しいのです。

人間の宗教の歴史を振り返ってみなさい。

謙虚だったはずの神の使徒を、人間は次々と神仏にまつり上げ、偶像視し、肝心の教えそのものを無視してきました。

私たち霊団の使命は、そうした過去の指導者に目を向けさせることではありません。

そうした人たちが説いた、本当の真理、本当の知識、本当の叡智を改めて説くことです。

それが本物でありさえすれば、私が偉い人かどうかはどうでもいいことではありませんか。

私たちは真実から外れたことは言いません。

品位を汚すようなことも言いません。

人間の名誉を傷つけるようなことも言いません。

私たちは、地上の人間に生きる喜びを与え、地上人生の目的は何なのか、宇宙の中で人類はどういう役目を担っているのか、その宇宙を支配する神とどのような繋がりがあるのか、また、人類同士がどれほど強く霊的な家族関係で結ばれているかを知ってもらいたいと願っているのです。

といって、別に新しいことを説こうというのではありません。

優れた指導者が何千年も前から説いている古い古い真理なのです。

それを人間が無視してきたために、私たちが改めて説き直す必要が生じたのです。

要するに、神という親の言いつけをよく守りなさいと言いに来たのです。