私と同じくあなたも、人類の進化が動物の世界全体と密接につながっていることをよく知っています。
献身的に忠誠心をもって人間に仕える動物たち、また人間の進化によって進化が促進されるように意図されて地上に生まれる動物たち、その動物たちに対する責任を人間が無視したり忘れたりすれば、人間の進化を遅らせることになるのです。
困難、戦争、貪欲、利己主義、こうした物質万能主義の副産物は全て、人間が愛や情け、慈悲や哀れみといった霊的資質を発揮しない限り、地上からなくなりません。
そうした資質は神からの贈り物です。
それが発揮できるようになるまで、人間は自らを傷つけることばかりします。
乱獲や残虐行為の一つ一つが動物に対して害を及ぼすのはもちろんのこと、それが人間の進歩を妨げることにもなるのです。
地上の動物愛護運動の背後には、偉大な霊の集団が控えています。
そのリーダーと言ってよい立場にあるのが、 地上で“アッシジの聖フランチェスコ” と呼ばれた人物です。
霊界でも活発にこの活動をしており、他界後に身につけた霊力をフルに活用して、地上の動物愛護運動を援助しています。
問題に直面した時は、それにどう対処するかという決断を下さねばなりませんが、そんな時に一番お勧めするのが、瞑想を通して魂の奥に引きこもり、神の声に耳を傾けることです。
