霊媒としての修行不足が原因です | シルバーバーチの霊訓より

シルバーバーチの霊訓より

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一 最近、ある霊媒による交霊会が失敗しました。
何が原因でしょうか?

「霊媒としての修行不足が原因です。

その霊媒に、見知らぬ人を招待して交霊会を開くだけの力が、まだ十分にそなわっていません。

潜在意識に十分な受容性がそなわっていないのです。

ですから、霊媒の考えが出しゃばるのを抑えきれないのです。

支配霊がいても、肝心のコントロールが上手くいっていません。

支配霊が霊媒をコントロールすることによって行う通信では、よほど熟練している場合は別として、大なり小なり霊媒の考えが付着します。

そうしないと、通信が一言も出なくなります。」

一 潜在意識の影響を全く受けない通信はあり得ないのですか?

「その通りです。」

一 全て脚色されているのですか?

「どうしてもそうなります。

どんな形であっても、霊界との交信は生身の人間を使わなくてはいけません。

人間を使う以上、その人間を通過する時に大なり小なり着色されます。

人間である以上、その人間的性質を完全に無くすことは出来ないからです。」