相も変わらず唯物主義を土台にしています | シルバーバーチの霊訓より

シルバーバーチの霊訓より

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一 国や人類が原爆の恐怖に対処するには、どうすればいいですか?

「問題の根元は、人間が霊的法則に支配されず、明日への不安や貪欲、妬み、利己主義によって支配されていることです。

残念ながら、お互いに助け合い、協力や平和の中で暮らしたいという願望は見られず、我が国を他国より優位に立たせ、他の階層の者を犠牲にしてでも我が階層を豊かにしようという願望が支配しています

全ての制度が、相も変わらず唯物主義を土台にしています。

唯物主義という言葉は、今日ではかなり影をひそめているかも知れませんが、実質的には同じです。

この世は、金と地位と人種が物を言うのだと考えています。

そしてそれを土台にして、全ての制度を作ろうとしています。

永遠の実在が無視されているのです。

人生の全てを目で見、耳で聞き、手で触れ、舌で味わえる範囲の、つまりたった五つの感覚で得られる、ほんのわずかな体験で判断しようとしています。

しかし生命は物質を超えたものであり、人間は土くれやチリだけで出来ているのではありません。

化学、医学、原子、こうしたもので理解しようとしても無駄です。

生命の謎は、科学の実験室で解かれる性質のものではありません。

魂をメスで切りさいたり、化学的な手段で分析したりすることは出来ません。

どんな物的手段で解明しようとしても、生命をとらえることは出来ません。

なのに物質界の大半の人は、霊的実在から完全に切り離された日々を送っています。

最も大切な事実、全生命の存在を可能にしている根元を無視しています。」