人のために尽くすことが宗教の全てなのです | シルバーバーチの霊訓より

シルバーバーチの霊訓より

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あなたが片時も一人ぽっちではないことは、ご存知でしょう。

人のために尽くそうとする願望は、自動的に私たち霊の世界で、同じ願望を抱く博愛心に燃える霊を引き寄せます。

なぜなら、双方に理解力における親和性があるからです。

永遠に変わらないものは “愛” です。

人のために尽くしたいという願望から発する真実の愛です。

私たち霊は、肩書きも党派も教義も宗派も興味ありません。

その人が日常生活で何をしているかにしか興味はないのです。

私たちにとっては “人のために尽くすこと” が宗教の全てなのです。

人のために生きる者こそ最も神に近い存在なのです。

そこに魂の存在価値があり、人のためという願望を抱く者は自動的に、霊の世界で同じ願望を抱いている霊を引き寄せます。

その人間を介して自分を役立てたいと思う霊が寄って来るのです。

霊の世界には、地上で人類解放のために生涯を捧げた霊が無数におります。

その気高い使命は、墓場で終わったのではありません。

霊の世界へ来てからの体験によって、むしろその使命感を一層強烈に感じるようになります。

霊界から地上世界を見ると、悲劇と悪行が目に余ります。

強欲と利己主義と略奪が横行し、改めねばならないことが無数にあることが分かります。

そこでそんな地上を少しでも良くし、少しでも美しくするための媒体として、同じ願望を抱く人間を求めるのです。

これが人のために役立てることの仕組みです。

つまり自分を無にして、霊の力に委(ゆだ)ねるのです。

霊の力を取りとめのないもののように想像してはいけません。

実体があり、直接的にあなたの心に触れることが出来るのです。

それがあなたを通じてさらに他人へ働きかけ、より大きな悟りを開く助けとなります。