先週水曜日（1/25）は、SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで行われた杉真理さんのライブ「Mr. Melodyのメロディー祭！」に行ってきました。
昨年11月23日、杉真理さんのデビュー45周年記念企画盤「Mr. Melody～杉 真理提供曲集～」（杉さん提供曲を116曲集めた6枚組CD BOX）リリースを記念して行われたライブの第２弾で、今回は鈴木雄大さん、野田幹子さん、なかの綾さんがゲストとして出演されました。
バックのバンドは、藤田哲也さん（Ba.）、橋本哲さん（Gt.）、小泉信彦さん（Key.）、清水淳さん（Dr.）、高橋結子さん（Per.）、宮崎隆睦さん（Sax等：元T-SQUARE）という近年の不動のメンバー（宮崎さんは不在の時もありますが）。杉さんの楽曲は、ロックンロール、フォーク、ラテン、ソウル風等、様々なジャンルの音楽が含まれていますが、杉さんがステージ上で、こんな幅広いジャンルの曲をすべて演奏できるメンバーはすごいと絶賛していた凄腕のミュージシャン揃いで、杉さんの歌はもちろんですが、演奏も本当に素晴らしかったです。
ゲストの方は、なかの綾さんは残念ながら存じ上げなかったのですが、野田幹子さんは実はソニー時代のアルバムは全部持っていて、特に自分が大学生の頃、よく聴いていました。ただ、ライブは一度も行ったことがありませんでしたので、今回、初めて「８月の砂時計」を生歌で聴くことができて、感激しました。
鈴木雄大さんも残念ながら１曲も聴いたことがなかったのですが、初めて生歌を聴いて、杉さんと同タイプ（似ているといっていいくらい）のハイトーンで伸びやかな歌声にびっくりしました。感動したあまり、帰りに物販コーナーで最新のアルバムを購入してしまいました。ちなみに、帰ってからYouTubeで若い頃の歌（レコード音源）を聴いたのですが、今の方が圧倒的に素敵な声だと思いました。
杉さんの曲は、今回は昔のナンバーは少なめで、後よりのアルバム収録曲や最近の曲（近年ライブで披露され、まだレコーディングされていない曲も含めて）が多かったですね。個人的には、「魔法の領域」(2008)に収録の「シャローナに片想い」と「Good News」（アンコールラストでゲストのお三方が三度登場し、オリジナルでは堂島孝平さんが歌っていたパートを鈴木雄大さんが歌われていました）、紙テープが噴射されるバズーカ砲やパーカッションの高橋結子さんが掲げるプラカードが久々に登場した（コロナ渦でしばらくお休みだった）「ミュージシャン行進曲」、そしてアンコールで歌われたハイ・ファイ・セットの「素直になりたい」（ゲストのお三方がヴォーカルで参加）、そしてやはりアンコールで歌われたバラードナンバー「Best of my Love」が特によかったです。
今回は少なめでしたが、昔のナンバーは次回のライブで聴くことができそうです。
4月22日（土）、東京・かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールで、「『STARGAZER』発売40周年記念 全曲再現ライブ”SHOW GOES ON”」が開催されます。
一般チケットは1月31日発売開始とのことです。私は既に友人にチケットを押さえてもらっています。今からとても楽しみです。
そして、杉さんのライブでもうひとつの楽しみが、ドラマー・パーカッショニストの高橋結子さんの演奏を観ることです。
数年前、杉さんのソロ・ライブを初めて観に行った際、「演奏している時の笑顔が素敵なパーカッショニストがいるぞ」ということに気付き、杉さんのライブに通っているうちに、すっかり魅了されてしまいました。
これまでは杉さんと松尾清憲さんのライブでしか観ていなかったのですが、今週金曜日（2/3）、東京・下北沢440で行われる、高橋さんが参加しているパーカッション・トリオ「Asoviva!」のワンマンライブに行きます。
その次の週の金曜日（2/10）には、東京・青山月見る君想フで行われる松尾清憲さんのライブに行きます。こちらには高橋さんはドラムで参加されています。３週続けて高橋結子さんが観られるなんて、幸せです。とても楽しみです。