今年初BUCK♾️TICKは、同じく初のSGCホール。
とても綺麗で音響も良かった。
前から3列目だったけれど全員の音がバランスよく聞こえる。
特にユータのベースが満遍なく浴びれたのが嬉しく、席も良い上に指弾きが多いのも知れて感激、還暦。
そんな場所で迎えた星野英彦還暦祝い。
『スピード』から始まり、目が冴え渡る瞬間をさらに『渋谷ハリアッパ!』で上昇させる。
とても意外だったのがインスト曲が一切入らず、歌いっぱなしの2時間半だった。
今井さんのLucy活動も相まって常に前のめりの演奏。
主役の星野英彦作曲の楽曲を多めに、本編では『CREAM SODA』、『薔薇色の日々』。
やはりロックの今井、バラードの星野と思わせられるくらい緩急が付きつつもその分曲が染み込んでくる。
『SUBROSA』の収録曲や過去曲からも満遍なく披露。
いつものワンマンに思え、この特別な日を忘れかけていたが、メインはアンコールで起こった。
アニィのドラムソロからのヒデのバースデームービー。
そして現れたヒデは赤いスーツ。
黄色い悲鳴が聞こえる中でヒデは堂々と応える。
特別なことを考えていたということで、まずは約20年前のソロdropzの『I spy』を4人で披露。
続いてアコギに持ち替えて座り『ミウ』。
そして『ダンス天国』ではハンドマイクを持ちステージを練り歩く。
いつも以上に饒舌なヒデの言葉にいちいち歓声が起こる。
まだ祝い足りないオーディエンスのアンコールに応えて、今度は赤いちゃんちゃんこ姿と60の眼鏡をかけて登場。
「これが見たかったんでしょ?」と不敵に笑う。
「何をしたいか考えた時にゲストを呼ぼうかなと思った」
そうして呼ばれたのはLUNA SEAのJだった。
終始ウキウキしてるJと、ルナフェス以来のコラボである『TIKI TIKI BOOM』と『ICONOCLASM』を協奏。
ベースの音と声量がバケモノレベルだった。
「今日はRYUICHI、SUGIZO、INORAN、そして真矢の分も背負って来ました!!!!」
Jの言葉がとても前向きで、温かった。
後輩の誇らしい姿に4人とも羽を広げて演奏をし切った。
ラスト、今井さんがステージ前中央に立った。
「あっちゃん!ヒデが還暦だってよ。」と叫んだ。
その瞬間、3人は天井を見上げた。
どんな顔をして今日を迎えてるだろうか。
悔しさも入り混じって複雑な気持ちだった。
今井さんは何度も自分の靴を叩いた。
「今日はあっちゃんも連れて来てるから、乾杯しようぜ」
そして『Baby, I want you.』に全力を注ぎ幕を閉じた。
あくまで主役のヒデを立てる今井さんがいた。
どんな時間を費やしたのだろう。
僕らは5人のことを知り尽くせない。
だから、築き上げてきたこのバンドを見届けたい。
たくさん笑ってたくさん泣いたからこそ、これからも過ごしていきたい。
「この歳になって新しいことを始めて、皆さんも歳を重ねながら新しいこと挑戦してみましょう。そんな年齢変わらないでしょ?2歳くらいしか変わらないでしょ笑」
冗談を交えながらも前を向いてるヒデに鼓舞される。
こんな日が来るなんてね。
もう一年分はステージで喋ったのではないか!?
誕生日おめでとう、素敵な夜をありがとう。
end