夜は涼しくなったかと思いきや、まだまだ暑い。

新人がキラキラしていた。
この先のことにも緊張している様子。

どんな人になるのだろう。
僕みたいになっちゃだめだよ。

それも指導者で変わるのか。

求める人は抽象的だ。
それでいてハードルが高い。
お互いがお互いのことを考えられたらいいのに。

熱い若者。
頑張れ。


end


 

メジャー20周年、伊地知潔加入25周年という記念すべきASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブだった。

ファン投票により、上位10曲を演奏するとのこと。

倍率はとても高く、友人に譲ってもらうまで先行や一般は全て落選。

それほどまでに多くのファンが彼らを祝いたい、曲を堪能したかったのだろう。

 

今回は僕の思いを文章にまとめてみる。

 

 

アジカンとの出会いは、アニメのタイアップ曲だった。

その当時はアニメが多く放送され、タイアップ曲というのは流行を知るためのひとつの手段でもあった。

主題歌が話題となり、音楽番組に出演して、そこから人気が沸騰なんてパターンが多いのだが。

所謂”一発屋”の可能性もあるのが現実。

売れるための曲を作るのか、自分達がやりたい曲を作るのか。

その2択を迫られるバンドがほとんどだと思っている。

アジカンは『遥か彼方』や『リライト』と、多くの人を巻き込んでいく。

暗黒期がなかったわけじゃない、と思う。

発火材がタイアップだっただけで、それ以降は実力で進んできたと感じる。

ゴッチの歌詞、建さん、山ちゃん、潔の4つ打ちロック。

大衆との狭間で試行錯誤、かつ自由な曲を売り出し続けている。

 

なかなか言われて厳しいのが「アジカン、懐かしい!まだいるの?」という言葉。

失礼だなと思いつつも、追っていなければそんなもの。

 

僕がギターを始めたのがアジカンきっかけだった。

この日演奏された『ソラニン』や『ムスタング』、それから『Re:Re:』など。

指を痛めながら練習した。

ひたすら夢中で向き合った。

何かを変えられるような気がしたのだ。

 

ドラムとベースは打ち込み、ギターを2つ重ねて『ソラニン』を完成させ、大学の作品のBGMとして載せた。

今思うと一生見たくないほど恥ずかしいのだが、自分が一曲完成できたのは達成感がすごかった。

でも日に日に別の趣味ができるとギターと疎遠に。

 

ギターの練習や、ライブで初めて聴けた瞬間、購入した日の記憶などなど。

多くの曲がやはり彼らと共にあることを実感する。

今現在の4人を見てもらうと分かるように、雰囲気がとてもいい。(昔は酷かったわけではなく)

若手バンドが多く現れ、世代交代のようなものが始まっている昨今でも、彼らの人気は高い。

「懐かしい」と言った知り合いも、悪気はないのだ。

ただその人にも、アジカンの曲の思い出があるからその言葉が出たのだ。

 

音によって僕らを繋ぐ行為は当たり前にあって、僕らはそれを忘れている。

そしてその繋ぐという行為で誰かと誰かが繋がる。

その瞬間もまたライブの、音楽の醍醐味。

 

音楽は、芸術であり、記憶媒体であり、ツールである。

この先もずっと、それを思い出させてくれるのがASIAN KUNG-FU GENERATIONだと思うのだ。

 

 

end

 

 

 

ようやく見にこれたBACKSライブ。

今回の座長は石森璃花ちゃん。

3期生での初座長はとても緊張するだろうけれども、終始立派にやり遂げてました!

ネタバレマシマシで以下、感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

りかちゃんのみ現れ、会場が注目する。

始まったのはアカペラでの『確信的クロワッサン』だ。

正直、いのりちゃんと同じような歌声にびっくり。

よく通る声を合図に、このライブが幕を開けた。

イントロでびっくりしたのが『ソニア』だ。

みぃちゃんセンター曲かつ僕のお気に入りの曲。

もうやらないんだろうなと思っていたが、なんと今日奇跡が起こった。

思わず涙と鳥肌。

 

『車間距離』でのえんりこは、クールに決める表情を知ることができ。

続く『無念』はこんなぎがセンターを担当。

まつりちゃんの元気いっぱいさと眩しい笑顔が特徴なこの曲をこんなぎが染め上げた。

弾ける笑顔が曲にぴったり。

『なぜ恋をしてこなかったんだろう?』はツインが女の子らしさを増すマリノさまがセンター。

糸を使うシーンでも、冷静に対応していてさすがだなあと見惚れてしまった。

 

ユニット曲では卒業したゆいぽんとの思い出もあるのか『ジャマイカビール』をえんぴかによるセンターで仕上げてきた。

夏鈴ちゃんパートをちゅけ、えんぴかパートを純葉を担い、彼女たちにしかできないジャマビを目の当たりにした。

驚きはまだ続く。

『泣かせて Hold me tight』はダンスのキレがピカイチなちゅけ。

シリアスな表情の中でも「かかってこい」と言わんばかりの自信のあるダンスで魅了。

すると聞き覚えのあるイントロがこれまた涙腺を緩ませる。

あきぽによる『隙間風よ』だ。

祈るような、悟るようなあきぽのパフォーマンスには笑顔がなかった。

一つ一つのフリを大事に丁寧に踊っていた。

 

うえむーが『夏の近道』を担当したのはとても意外だったが、本人もきっとやりたかったのでは?と腑に落ちた。

ひたすらに最後のポーズまでも可愛かった・・・。

ふーちゃん『マンホールの蓋の上』のイントロでクラップを促す。

真ん中に立って曲が始まった瞬間に再度鳥肌が立った。

ただでさえ盛り上がる曲を1期生が背負ったことが胸熱。

頼もしくて、クールで、彼女たちにしか表せないステージに魅了されっぱなし。

前回のBACKS曲『油を注せ!』は再びちゅけのセンター。

とにかくダンスのレベルが高い。

だからちゅけがステージで踊っていると目を奪われてしまうのだ。

 

「どうして自分がセンターなんだろうと何度も考えた」

悩んで悩んで悩みまくって、今回のBACKSを迎えたりかちゃん。

いろんな優しさと伝えようとする方法を学んだ、と言葉ひとつひとつを噛み締めて話した。

選抜、BACKSそれぞれ確かに垣根はあると思うが、また別々のフィールドで成長していくから櫻坂46は未知数。

彼女の笑顔が散りばめられた『愛し合いなさい』を見て、期なんて関係なくこのグループでよかったと心から思えました。

とっても楽しかった。

またね、明日も頑張って。

 

 

end

 

 


笑う人がいると安心する。
怒っていないんだとわかるから。

そう、人の機嫌を気にしながら生きてきたから。
いろいろと怖いんだ。

たとえハリボテでも構わない。

頑張ってる人に大きなハグを。


end




後輩が泣いていた。
話を聞いた。
ひどいことを言われてショックを受けたとのこと。
許したくない。
許せない。

僕は全力で、戦う。


end