朝から悲しいニュースを見た。
やるせなさ、数年前にも感じた。
今はただ、待つしかない。
いつだってそうだけど、自分を大切に。

そして、午後は父のところへ。
思ったより元気だった。
フラフラとしているものの、会話もできるし、歩けるし。

なんだかホッとした。
そりゃあ長年生きてれば体に不調は起こるものだけど。
父の顔を見れて、母と2人で食事して。
これが当たり前だという甘えを思い知らされた。


end



祖母が旅立って一年。
早いような遅いような。
感覚はわからない。
寂しいのは間違いない。

心の中にいると言いつつも、いないという事実は変わらなくて。
あの柔らかい手に触れられないことを思うと涙が止まらない。

今日はとても晴れた日だった。
寒すぎず、暑すぎず。
会いに行ったこと見ていてくれたかな。

一緒に行った母に、何度も感謝された。
そんな感謝されることしたかな。
祖母に会いに行っただけじゃないか。

ばあちゃん。
いつまでも大好きな気持ちは絶対変わらないからね。
安心してちょ。


end



「どうせ順番待ちの幸せ」

そんな皮肉たっぷりのフレーズに貫かれた。

かと言って反発するわけでもないし、アイデンティティが無いわけでもない。

『Bedford Hedgehog』、Enfants初フルアルバムが完成した。

『Q.』『E.』『D.』という3枚のEPは彼らの足跡。

その名の通り、存在証明を告げる曲達。

今回加えられた新曲達のおかげでさらに幅を思い知らされる。

このバンドの主人公は、とても純粋だ。

世界に絶望していても、その絶望を受け入れる。

この平凡な世界に映る美しさを拾いあげ、無意識に聴者の観点を変えてくれる。

時に吠え、時にタオルで包むような松本大の歌。

僕らは子供のように、心が開かれる。


開演前のSEは流れているものの、子供達の声や雷鳴、雨音にかき消される。

そして何よりも通常のライブと異なる、360度オーディエンスに囲まれたセンターステージ。

メンバーはお互い向かい合うことになる。

このワクワクする異質な感覚が高揚感を上げる。

スモークに当てられた『惑星』から始まり、言葉を落としていくのではなく打ち上げていくように叫ぶ。

間髪入れず始まった『HYS』では天井の蛍光灯が点滅。

さっきまでの宇宙のような広域空間から現実に切り替わる。

照明の使い方がとても美しくて感情と同期した。

続く『デッドエンド』でハンドマイクを片手にステージを歩き回る。

伺えたのは実験的なステージの感触を確かめるような表情。


『ひとりにして』『R.I.P.』『Autopilot』『Good News』など、これまでのEPを噛み締めつつ新入りの曲を混ぜ込むことで

さらなるEnfantsというバンドの在り方を示す。

『Dying Star』のダークな世界から『Punk Head』でオーディエンスを煽って拳を振り上げていく。

『Play』からの『Drive Living Dead』は爽快で、折り返しであることを宣言してさらにお互い加速する。

松本くんは、他のメンバーが傷つかないようにソロとしてこのプロジェクトを始めたと話す。

3枚のEPを出して、その結果の答え合わせをした。

3人からは前向きな言葉が返ってきたと言う。

数年前に僕が聞いた「自分のために始めた音楽」という言葉の意味をようやくここで理解できた。

このアルバムは、松本大そのものである。

彼の中を覗くことで、自分と重なることも事実。

何万、何億とある音楽の中で出会えたこの世界も宇宙で。

何かしら求めたいから、掴みたいから、知らぬ間に僕は『星の下』で手を伸ばして泣いていた。

4つのミラーボールが生み出す広い世界があまりにも綺麗だった。


何かを伝えたいのに伝えられない。

最近はSNSも消極的で。

そもそもそれを伝えてどうしたい?とかね。

意義が見当たらないし、メリットデメリットもない。

他人を見ないことに落ち着いた最近の僕。

それでもぶつけたい何かしらを、毎朝、毎晩、大好きな音楽に溶かしている。

大切な人たちのことを考えながら。

"できるだけ、生きてみるけど"


end




実家で仕事をした。
1人でご飯を食べる母のそばにいたかった。
母は、理由も聞かずにご飯を用意してくれた。
嬉しかった。

遠くで手を振る母の小ささ。
何度見ても寂しいものだ。

抜けきらないタバコの匂いに何故か愛しさを感じる。


end


休暇をとった。
でもいつもと同じ時間に起きた。
二度寝。

洗濯物を干している間、やはり仕事が気になる。
気になるよね。
気にならないわけがない、特に忙しい時期。

いろいろと疑問点はある。
でも休みの日。
休むための日。

いろいろ歩き回って、飲み会。
楽しかった。

こんな有休の日でした。


end