保護犬を迎えて良かったこと。

認知度が深まりつつある「保護犬」。

実際に迎え入れる前に、

とっても悩まれる方も多いと聞きます。

すでに興味のある方も、

まだよくご存知ない方も、

保護犬４匹のオーナーのわたしが、保護犬とくらして実際に感じる、

「保護犬を迎え入れて良かったこと。」

についてお話ししていきたいと思います。

教えてない事が突然できる

もともとシーザー・ミランが大好きで、
どんな問題犬も瞬く間にいい子にしてしまう姿にとても憧れていました。

1匹目のMeganさんを飼ったときも
一生懸命いろいろトレーニングしたのがいい思い出です。

（Meganちゃん付き合ってくれてありがとう笑）

他の３匹にも同じように教えたのですが、
おそらく教える側に不得意があるらしく、
大体同じ技しか覚えてくれません。

しかし、唯一大人になってから
我が家にやってきたChanceくん。

なぜか到着３日目ぐらいから
「もってこい」ができるのです！

しかも教える事なく、
ボールを投げたら自然に。

他の子は、投げたら自分でキャッチして
そのまま一人で遊んでいたので、Chanceくんには大感動笑

信用してくれる時がとってもうれしい

特に大人になってから保護された子は、
信用をつくるまで少し時間がかかります。

うちは、おなじ保護犬でも、
3匹はわたしが最初のオーナー。

先に別のオーナーがいたのは
Chanceくんのみでした。

つまり、「人間は怖い」からの
スタートだったのもChanceくんだけ。

虐待を受け、面倒もみてもらっていなかったので、
触ろうとする人には誰でも構わず、噛み付いていました。

普通の犬でも嫌いな、目薬、耳薬はもう事件。笑
噛まれる前提で１日数回チャレンジ。

「信用」からは程遠いChanceくん、
眠るのも怖いようで、最初はなんと、寝なかったのです。

しかし流石にずっとは起きていられないので、
日中、誰からもみえないベットの下へ移動。

座った状態で少し目を閉じ、ユラユラ、カクカクしながら
やっとやすんでいる姿には正直おどろきました。

こちらから強要せず、犬のペースにあわせて少しづつ触れ合い、
怖くない数分だけ添い寝して、を繰り返す日々・・・

離れた距離から大きなお目目で
じっと観察しているのは知っていたけど笑

そうこうしながらも、
１ヶ月程たつと、
一緒にいられる時間が長くなってきたのは、
犬から合格サインをもらっているような、
人間としてなんだかとても嬉しい経験でした。

数年経った今でも、
「他の犬がするこの動作、最近Chanceくんもしてる！」と発見したり、

おもちゃを振り回して遊ぶ姿がレアだったり、

普通の犬には当たり前のことが、

保護犬オーナーには嬉しい瞬間になるのです。

いろいろ想像するとおもしろい

自分の飼い犬が、
子どもの頃どんな姿だったかしらないと思うと
ちょっと不思議な気分になりませんか？

同じ犬種のパピーの写真を検索して、
「こんな感じだったのかなぁ・・・」
と想像してみることがよくあります。

決していい環境ではなかったかもしれないけど、
わんちゃんはいつも真っ直ぐですから、

これして遊んでたのかな・・・とか、

ご飯一生懸命食べてたのかな・・・とか、

逞ましい姿を想像するとなんだか笑ってしまう時もあります笑

わたしが知っている限りの情報は、

Meganさんは、
６ヶ月くらいまでペットショップだったのですが、
よく猛ダッシュで脱走していたとか、

Zeroちゃんは、
人気のない深い森の中を生後１週間ぐらいで
一人でふらふらしていたり。（熊の子？）

Nineは、羊飼いのお家で生まれたので、

たくさんのアヒル達と一緒に
バケツの中のふやけたパンをご飯にしていたり。（え？！）

Chanceくんは、人が甘いものを食べていると
全力位疾走で突進してくるので、
スイーツもらってたんだな・・・とか笑

それぞれの境遇を考えるのもなかなか面白いものですよ。

以上、

「保護犬を迎えて良かったこと。」

4匹の保護犬と暮らす
わたしのレポートでした。

保護犬を迎えるか、
悩まれていたり、不安に感じていた方の
すこしでもお手伝いとなれたら嬉しいです！

かわいい！かわいい！かわいい！

今日も犬が可愛いすぎる！！

わんちゃん大好きなみなさんの毎日が

更に輝くことを願っております♡

ANNA.SOL

最後までお読み頂きありがとうございます。
また次のブログでお会いできたら嬉しいです(*^^*)