今日はFatBankに凍結保存した脂肪を使って、手の若返りをされた方をご紹介します。
FatBankとは採取した脂肪または余った脂肪を-196℃で保存して、半永久的に使えるようにしたものです。
脂肪注入の問題点は、
①注入した脂肪はが全部生き残るのではなく、5~8割程度であること。(それ以上注入するとしこりになる)
②脂肪を集めるには必ず脂肪採取(吸引)という作業が必要となる
という事です。
そこで我々は、一度に脂肪吸引を終え(要らない場所:例えば太ももや下腹部)から脂肪を採取して、
当日にはCRFとして使用した後、残った脂肪はFatBank(‐196℃にて凍結。
その脂肪を小分け(約4㏄ずつに分け保存)しています。
よって、初回の場所と(例えば初回が顔であっても)違った場所にも注入可能です。
今日の方は、その保存脂肪(SRF)を使って手の若返りをされました。
実際の症例はこちら「アンチエイジング:脂肪をFatBankで凍結保存して、後日手の若返りに使用」をご覧ください。