Songs in the attic
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Trip from the attic vol.1 イタリア、サルディーニャ島

Trip from the attic vol.1 イタリア、サルディーニャ島

海外旅行にそんなに積極的な方ではなく、
プライベートで行ったことのあるのは、
卒業旅行のニューヨークと、友人の結婚式のハワイと、
近場の北京、上海くらいでした。

6月の後半から、縁あって店のカウンターを
イタリアワインのソムリエの方にひと月
お任せするする事になり、少し時間ができたので、
その間の1週間、久しぶりの海外旅行に行くことにしました。

行く先はイタリアのサルディーニャ島
飲み仲間のイタリアンのシェフと、その先輩と3人で、
島を車で一周し、最後ローマに寄って帰ってきました。
初めてのイタリアとしては、少々応用編でしたが、
料理もおいしく、地中海も、内陸部の山も、街並や建築物も美しく、
あっという間の一週間でした。

サルディーニャに、例えると葉山の様な、
小さいけれど感じのいい海辺の街があり、
そこのホテルのスタッフの女の子が、日本が少しわかる子で、
ロビーのバーカウンターで楽しく飲ませてもらいました。
次回はイタリア語が少し話せればいいな、
そんな風に感じた旅でした。

サルディーニャ特産のリキュール、ミルト。
食後に口直しに飲まれている、
カシスのような甘いドリンクです。
ショットで楽しんでいただくもよし、
この季節、ソーダとレモンを加えると、
スキッと飲んでいただけます。

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Goods in the attic vol.1 『OLYMPUS PEN』

昔から結構マンガが好きでした。
古くは、巨人の星、あしたのジョー、
そしてドカベン、硬派銀次郎....etc
そんな中、多分少年マンガ初のグルメマンガ(?)
『包丁人味平』という作品に出会いました。

洋食屋の息子に生まれた味平が、和食から始まり、様々な料理に出会い、
様々なライバルと腕を競う中で、一人前の料理人になっていく、
というシンプルなストーリー。
特に、ラーメンのテーマのエピソードは最高で、
幻の一本麺という、手打ちで腰が強く、
最初から最後まで一本の麺でできたラーメンを味平が作った時は、
幼心に感動しました。

その作画をしていたビッグ錠が次に発表したのが、
微妙にマイナーなのですが、
『ピンボケ写太』というカメラマンを主人公にした作品。

写太(しゃった)という少年が、カメラを通じて成長してゆく、
ありがちな展開の少年マンガなのですが、
そのマンガの中で主人公が使っていたカメラが、OLYMPUSのカメラでした。
それ以来、僕の中で、OLYMPUSは特別なブランドになり、
当時は主人公のまねをして、OLYMPUS OM1という人気機種を使ってました。

デジタルカメラ全盛の世の中で、なぜかタイミングを逸していて、
今までデジカメを買ったことが無かったのですが、
あるとき、宮崎あおいがCMタレントのOLYMPUS PENを知った時、
無性に欲しくなり、ついに初デジカメを購入しました。

手に入れたときは無償にうれしかったのですが、
機能の多様さ、説明書の厚さに圧倒され、
”少し背伸びしたかな”と微妙に後悔の気持ちが湧いてきてます。

同時期に、iPadも購入したのですが、
説明書が無い潔さに、アップルの(あるいはジョブスの)
製品に関するビジョンの明確さに、改めて尊敬の念を抱いてます。
まさに、Less is More。

ちなみに、当店the atticはWiFi完備。
ぜひ、快適な接続環境もお楽しみください。
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Movies in the attic vol.6 『ハゲタカ』 主演 大森南朋

ハゲタカ、NHKのドラマ、主演大森南朋、
外資系ファンドの代表が主人公のビジネスドラマ。

バブル以降の停滞する日本経済、
そんな環境下で元気が無い会社を安く買い取り、
人員整理等リストラし、収益構造を改善し別の会社に売って利益を出す、
そんな一見冷酷な外資系ファンドの代表、鷲津政彦が主人公のヒューマンドラマ。
その人気に、玉山鉄二がライバル役で出演する映画にもなりました。

一見、冷酷に見える鷲津。
しかし、その辣腕により企業は再生し、
活力を取り戻します。

一部の犠牲が、全体を救う例はいくつもあります。
今、世間を賑わせてる普天間基地移設問題が、
そのさいたる事例です。
敗戦国の日本が背負わなくてはならない十字架を背負う沖縄、
そんな沖縄の姿に同情する人は数多く存在しますが、
もし、家の横に基地ができることに賛成する人は、
ほとんどいないのでは無いでしょうか?

もうひとつの例は、がん細胞。
一部を切り取ることで、生体というシステムが存続できます。
ただ、切り取り過ぎるとシステム全体は崩壊するので、
どこまで犠牲にするかは、そのシステムの意思決定者に委ねられます。
最近始まった、フジテレビ月9の『月の恋人』で木村拓哉演じる
家具会社の社長にも、そんなキャラクターが与えられています。

決断には常に、”喜び”と、”悲しみ”が、
あるいは、”充足”と、”あきらめ”がつきまといます。
あきらめ、あるいは妥協の無い酒、そう考えて店の酒を見渡してみます。
悲しいかな、そんな酒はありません。
ただ、その酒の不完全さに、人は魅了されるのかもしれません。
女の子が悪い男に、男の子が悪い女に、
惹き付けられるように。
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