オペラ公演のご案内…2日で3本(?) | K's Aria

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日々の活動や思考など気まぐれに語っています。公演情報も掲載します。

基本的に夏は、オペラのオフシーズンになりますが、小生はオペラに燃えます!!
2日で3本(?)のオペラをもって燃え盛ります!!



ヴェルディ円熟期の名作「仮面舞踏会」は、イギリス植民地時代のボストンを舞台に、土地の総督と親友でもある秘書、その総督が密かに思いを寄せている女性は秘書の妻…というシチュエーションで始まります。ヴェルディに磨きが掛かった頃の作曲だけあって、見甲斐、聞き甲斐、さらには歌い甲斐があるということで、近年では日本でも多く取り上げられるなどして人気の高い作品で、ここ数か月に東京近辺だけでも複数のプロダクションによって公演が打たれ、まさに「仮面舞"当"会」の様相ですが、ご多分に漏れず、小生もその「舞"当"会」に参戦することになりました。
小生の役は、その総督の秘書。総督に忠実に仕えていたのが、ある事から生き様が180度変わってしまいます。劇中でも、忠実的な内容と180度変わった内容の2曲のアリアを歌います。
歌詞の対訳などの字幕は表示されませんが、場面毎にナレーターによる物語の紹介が御座います。

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「電話」は、イタリアに生まれアメリカで活躍したメノッティの代表作のひとつで、アメリカの古き良き時代が描かれたお洒落で楽しい短編作品。青年、その恋人、その語らいに割って入る電話という図式から、サブタイトルに"三角関係"ともあります。若い恋人たちが主人公で、まさかこの歳でこれを演るとは思ってもみませんでしたが、歳取らず精悍とせよという御心(みこころ)と思って、しっかり若作りしてご覧に入れます!!
「カヴァレリア・ルスティカーナ」(日本語で”田舎の騎士道”という意味)は、南イタリアのシチリア島で実際に起こった、それこそ三角関係の縺れで発展した闘争・殺人事件をオペラ化したもので、マスカーニの時に甘く、時に劇的な音楽がその凄まじい物語を煽り立てている作品です。土地も人も荒涼なシチリアを、音楽と芝居で再現致します!!
小生、双方の作品に出演致します。前半でガールフレンドにプロポーズしたと思ったら、今度後半では別の名前の妻のことで怒りまくっているという…(?)
この公演は、一昨年に予定されながら中止になった振替公演になります。

ご多忙とは存じますが、是非お出掛け下さり、ご高評など頂けますれば、この上ない喜びで御座います。お求め、お問い合わせはこちらまで。何卒宜しくお願い申し上げます!!