K's Aria

K's Aria

日々の活動や思考など気まぐれに語っています。公演情報も掲載します。

「愛の妙薬」終了しました!!



限られた稽古の中で、ドニゼッティの音楽、プロデューサーが編集した訳詞と向き合い、芝居を整え、個性を流し込んで調合した我々の"妙薬"は効いたようで、アリアやアンサンブルなどナンバー毎に音切れを待たずに"声切れ"直後に拍手が…お客様が喜ばれ、納得して下さった何よりの証拠です。



夜組も若いキャストたちが健闘して、やはり同じような様相になりました。

夜組終了後のオールキャスト。昼組キャストの手にはすでにアルコールが(笑)…


我々の組のネモリーノは、応燕仲間でもあるトミー、共"燕"は何度かあっても、共"演"は11年ぶり。
声的にも二人が組み合わさるとしたらヴェルディやヴェリズモになり、喜劇で相まみえることはまずないので、レアなキャスティング。打ち上げでも一緒に呑めてヨカタ~!!

共演させていただきましたキャストを始め、稽古より多大なお心遣いを頂いた制作スタッフなど関係者の皆々様、お世話様でした。プロデューサーのちよさん、「蝶々夫人」に続いて誘って下さり、有難う御座いました!!

ヴェルディの先輩にあたるオペラ作家、ドニゼッティの名作。村一番の才媛と純朴な村の青年との恋の行方を中心に描かれた楽しいメロドラマで、テノールのアリア「人知れぬ涙」が有名です。

 


今回は日本語訳詞が採用され、抜粋したシーンを繋ぐハイライト公演ですが、ドニゼッティの華麗かつ軽妙な音楽をベースに、お客様が愉快な気分になれる様な"妙薬"を只今調合中で御座います。劇中ではマジシャンなどが登場する楽しい宴も演出される予定です。
チケット代に含まれますドリンクはアルコールを含め飲み放題、お好きなお飲み物を傾けながらお楽しみいただけます。

 

お求め、お問い合わせはこちらまで。

宜しくお願い申し上げます!!

昨日、恒例うた自慢大会…

昨日は8月15日。日本では終戦記念日、そしてカトリック系やヨーロッパの多くの国々では聖母被昇天祭という祝日になります。また、このところユーラシアの某国同士や中近東でのドンパチ、そして日本でも地震や豪雨で、多くの尊い命が失われている今日この頃…というわけで、今回の"こうたろう劇場"のテーマは「祈り」として、祈りに因んだ歌曲をお送りすることにしました。
選んだのは、トスティの「私に静けさを」、そして、先月コンサートで好評だった歌で仏典をイタリア語に訳した歌詞にメロディーが付いた「Il cielo 2024」、いずれも祈りに因む内容のものです。

 

トスティの途中で祈りのポーズ(もちろん本当に祈っている…つもりです)

完璧すぎる二発の夜の女王、そしてプリマドンナのオペレッタ(もちろん芝居付き)で大盛り上がりの後という、大変歌いにくい環境の中で、「争いのない平和な世界になりますように」「自分の声が聴き手の皆さんへの喜びや癒しになりますように」という気持ちを込めての"拝唱"…でしたが、自分的には祈りが飛んだ箇所があったのは大きな反省材料でした。

 

たまたま今日が祈りの日というのもありますが、「祈って歌う」というのは、4年ほど前から取り組んでいる"心のフォーム改造"の一番のテーマ。我々専門家は、どんな血生臭い内容の作品でも、聞き手の立場に立って歌うことが必須、そのために祈りが必要ということです。

 


拙唱にもお耳をお貸し下さった皆様、有難う御座いました。お疲れ様でした。
 

昨日は「ヴェルディ・オペラ・ガラ・コンサート」に出演しました。

ヴェルディの名作から「仮面舞踏会」と「アイーダ」を中心に初期、中期の作品を絡めたプログラムで、ヴェルディ作品の魅力である巧みな音楽が紡ぎ出す物語の複雑な人間描写をお楽しみいただきました。

素晴らしい声のニューフェイスや、久々に現場を共にした懐かしい顔とともに挑んだ恐るべきプログラムでしたが、「仮面舞踏会」は特にアリアを今までになく落ち着いて歌え、共演者にも後押しされ、火を付けられてほぼほぼ満足。逆に「アイーダ」は高音のコントロールの難儀に心奪われ、芝居をいくつか忘れたり、小道具の短剣を忘れたり(咄嗟に相手の首を絞めに行こうという芝居で誤魔化しました(笑))…
それでもお客様にはおおむね好評で、有難いお言葉も頂戴しました。

ただ、もっと多くのお客様に聞いていただきたかったし、見ていただきたかったですね。
門倉光太郎はまだ終わってませんよ!!
もっとこの先、歳に関係なく飛躍します!!
 
共演させていただきました歌手の皆様、制作スタッフなど関係者の皆々様、お世話様でした。
お暑い中を我々のために足をお運び下さいましたお客様、誠に有難う御座いました。


昨日のレナート(仮面舞踏会)の衣装。アイーダの衣装は忙しくて撮り忘れました…

一昨日のうた自慢大会…



聴き手の皆さんから、立派にオペラも良いけど、光太郎のしっとり歌曲も聴いてみたいという声が上がったので、これも"こうたろう劇場"のうちと、皆さんとダブりそうなイタリア歌曲を用意してみました。
詳しくいうと、歌曲というより、時々うた自慢で取り上げられるメッセージ性の高い"日本現代歌曲"(十二音ではありませんよ)とでもいってところの歌を光太郎にも歌って欲しいという声があったのです。
元々、楽譜が出に入ればというのもあったのですが、クラシックでも歌謡曲でもないし、どのジャンルを探せば楽譜が見つかるのか見当が付かないので、取り敢えず今回は定番のトスティ「魅惑」「もはや君を愛さず」とバリトンがよく歌うカンツォーネ「妖精のまなざし」を披露致しました。

折からの重労働による疲労と抜けない風邪、更に春から続くフラストレーションで声が最悪でしたが、出来栄えはともかく、歌曲を選んだというのが高く評価されたのは収穫でした。



拙唱にもお耳をお貸し下さった皆様、有難う御座いました。お疲れ様でした。