死生観はいろいろ - 看取りの準備 | 看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

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どうか大切な人の最期を穏やかに看取れますように
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「はっきり言って、死は確かに人生の最終の目的なので、数年来私は、人間の最良の友である死に親しむことを、自分の務めだと思っています。そのためか、私はこの友のことを思い出しても、別に怖くはなく、むしろ大きな慰めと安らぎを覚えているのです」

ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト


これは、モーツアルトが三十一歳のときに、父にあてた手紙の一節です。
モーツアルトは、死を「最良の友」と呼んでいます。
死はすべての終わりではなく、天国や幸福へと続くと信じていたのでしょう。

モーツアルトが死の間際に作曲した「レクイエム」
この曲は、死を前にした悲しみや苦しみと同時に、永遠のいのちへの希望がイキイキ表現されているようです。



死生観は人それぞれです。
死んだことのある人は、今生きていないので、本当のところはわかりません。
だからこそ、自分の死生観にがちがちに捉われるのではなく、こんな死生観もあるんだともっとラクに生きてもいいんだと思うんです。

死生観とは、深めるものではなくて、広げるものだと思っています。

あなたにとっての死生観はどんなものでしょうか?
あなたはどう生きる?



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