普段していたことがだんだん難しくなり、座っているか横になっている時間が増えていきます。
こんな時「散歩でもしよう」と励ましても、その気になれない事があります。
身体も心も省エネモードで休息を求めているからです。
その後、1日の大半を横になって過ごすようになります。
休息をとっても回復しない、重く沈んだような疲れやだるさを感じるようになるためです。
食事やトイレなどの日常の行動に介助が必要となってきます。
死にゆくとは、できていたことがだんだんできなくなることです。
それでもすべてをやってあげるのではなくて
本人ができること、やりたいと思う事を本人ができるように支えていけると良いと思います。