人数が増えれば相乗的な関わりが生まれる | 看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

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どうか大切な人の最期を穏やかに看取れますように
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穏やかな看取りを邪魔する最大の因子は、コミュニケションの難しさだったりします。

相互間の関わりは、たった一人増えることでも相乗的に増えていきます。

例えば

3人いたら3通りの関わりがあります。

4人いたら6通りの関わり

8人いたら28通りの関わりが生まれます。

その全員のなかで話をまとめるというのは大変な労力が必要となります。

つまり、医療者、患者さん、家族とのコミュニケションは人数が増えれば増えるほど難しくなるのです。

しかし誰かをないがしろにしていいというわけではありません。

看護師の中で、家族の中でと、少数のグループごとに話し合って、それぞれの立場からこういう理由でこういう風にしたいと具体的な意見を話し合ってから全体の意見をまとめる作業をするのが望ましいと思います。

もちろん全員の意見が通りまとまるわけではありませんが

意見をすり合わせて行き全員が納得できる目標を持って、看取りに向かって欲しいと思っています。