今日は仕事の話である。昨今当たり前になった値上げだが、うちの会社も昨年はいろいろ価格改定をした。俺の客先の某装置製造会社は、タイミングが遅れ最近価格改定の案内を出したのだが、それに対し、やたら細かい質問(中にはアホな質問)をしてくるのだ。昨年から多数の客先に価格改定をしたが、こんなことは一度もなかった。
その会社は一般消費者でも聞いたことがある大手企業だが、業績不振で人員や部門のリストラが行われた。値上げに対して神経質なのは会社の方針だと思われるが、そんなくだらないことをしているから余計なコストがかかり、業績不振に輪をかけたんじゃないかと言ってやりたいぐらいだ(笑
うちの製品なんて、その会社の装置の部品原価に占める割合など微々たるものだろう。そんなところまで目くじらを立てるのではなく、例えば上位10部品に対して労力を注いだほうが効率的だろう。それに昨今は値上げに対して寛容になっているのだから、我々中小企業よりも大手企業のほうが、ブランド力でたやすく顧客に値上げできるはずだ。無駄な仕事をしているなと思った。
俺の父親は待機電力に対してやたら神経質になる。最近だと、暑くなったので扇風機もそのひとつである。使い終わったら、すぐコンセントを抜くのである。例えば1日の最後に抜いたり、掃除をする時に抜くのなら理解できる。そもそも、俺の父親は扇風機のコンセントを差したままで待機電力代はいくらかかるか絶対にわかっていないはずである。
俺が調べた限りでは、1ヶ月で10円以下である。6月~10月までずっとコンセントを挿していても約50円である。5ヶ月で50円を浮かすために何度も何度もコンセントの抜き差しをするのである。はっきり言って無駄な労力だと俺は思う。