第五十九話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

我が家はあまり外食をしない。別に倹約とかではないが、結婚当初からである。その代わり、テイクアウト系(マックやほか弁等)はたまに利用している。ここ近年で一番多いのは、昼食のほか弁である。ほか弁には箸も付くが、我が家はほとんど付属の箸は利用しないので、どんどん箸が溜まってきている。

 

台所の引き出しにしまってあるため、それなりにスペースをとっており、箸は増えるいっぽうである。今日の昼食はほか弁だったが、もちろん箸が付いていたので、俺はバカなダメ妻にイヤミを込めて、「箸は腐るほどあるけどな」と言ってやった。さすがのバカなダメ妻も自分に対してのイヤミだと理解したようで、例のバカっぽい独り言をブツブツ言いながら、弁当についていた箸を使った。

 

そもそも、あれだけ箸が家に溜まっているのだから、注文した時に箸は要らないと言えばいいのである。しかも満足な整理整頓ができないダメ妻なので、まるでコレクションのように箸が溜まっているのである。本当にバカとしか言いようがない。

 

今日のダメ妻はパートが休みだった。もちろん、休みだからと言って普段やらないことをやるのではなく、ただ座っている時間が増えただけだった。今日は古紙回収の日だが、ダメ妻は古紙をまとめることはしない。掃除機も掛けない。在宅勤務とは言え、フルタイムの俺が古紙をまとめ、掃除機もかけた。

 

どうせダメ妻はパートが休みでもたいしたことはしないので、家にいるのだったらせめて家計の足しになるように、1日限りのバイトをすればいいのである。そのほうが俺のストレスも軽減するはずである。