第百三十二話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

我が家の和室には、かなり前からまるでお年寄りがいるかを思わせる薬の袋がいくつもあった。俺は以前からその存在は知っていたが、何の薬か誰の薬かは特にチェックはしていなかった。

昨夜、寝るちょっと前に、ついにその薬の袋をチェックしてみた。すると、ダメ妻と下の子供の花粉症用の未開封の目薬が半分以上を占めていた。中には2年前に使用期限が切れていたものもあった。

ふたりとも花粉症の症状は、ほぼ鼻だけである。バカ過ぎるダメ妻も自分の症状がわかっているのに、なぜ使いもしない目薬まで処方されるのだろうか?普通なら不要と伝えるだろう。子供は無料だが、ダメ妻の分はお金がかかるのである。要は無駄金を払っているのである。

俺は呆れ返ったが、大部分の薬は廃棄した。食品も賞味期限切れをたくさん出し、俺が廃棄したことは何度も書いてきた。ダメ妻はそんな人間なので薬だって管理できるはずがないのである。本当にダメ人間である。