第百十七話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日は直帰して早く帰宅したのだが、帰宅するとだらしないダメ妻はテレビを観ていた。リビングの床は小さなクズがあちこちに落ちていて、掃除機を掛けていないのは一目瞭然だった。しかも、和室は今週一度も掃除機を掛けていない。和室は日曜日の夕方に見かけた大きめの綿埃を俺は敢えて拾わず放置しておいたのだ。

やることもやらず、どうせ録画したものを観ていたのだろう。毎晩9時に寝ているので、昼間に観ているのだ。俺は頭にきて、上の子供の友達も遊びに来ていて2階の部屋にいたので下の部屋だけ掃除機をかけた。仕事で帰宅した夫が、妻が昼間家にいるにもかかわらず掃除機をかける、本当に変わった家庭である。

もちろん子供に向けてダメ妻にイヤミを言ってやった。「和室にずっとゴミ(大きめの綿埃)が落ちているけど、(拾わないから)掃除機をかけたやった。」と。玄関の子供のサンダルも何日も変というか崩れた揃え方で放置されていたので、それもついでにイヤミを言ってやった。

毎度のことだが、こんなことを夫の俺が言う家庭など、かなり特殊である。それだけダメ妻がだらしな過ぎるということだ。