第六十話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

昨日ダメ妻に送ったメールはかなり効果はあったようだ。ダメ妻自身も仮に
離婚となったら、絶対に子供たちはダメ妻について来ると思っていただろう。
しかし、子供たちはこの家に残った親についていくと言いい、仮に俺が残っても
それで構わないと言ったのだ。

それなりのショックはあったように感じたが、今朝俺が5時過ぎに目が覚めたら
ダメ妻はベッドにはいなかった。あまり寝られなかったのだろか?チラッと
見た時、表情は普段よりかなり違っていた。ダメ妻があまり寝られないなんて、
超珍しいというか、本当にめったにないことである。
ただ、ダメ妻は元から今日はパートが休みだったが、昼寝をしたのかは知らない。

今夜、俺が寝室に明日着るワイシャツを取りに行ったら、ダメ妻もいた。
俺は敢えて黙って突っ立っていた。ダメ妻が何か言うかと試したのだが、
とりあえずダメ妻は、「脅しみたいなやり方されたら、どうしていいかわからない」
みたいなことを言っていたような気がする。俺は、「お前が原因を作っているんだろ。」
みたいなことを言って、俺は部屋を出た。

結局、今夜ダメ妻は21時前に寝たのである。多少眠くても、こういう状況なら、
とりあえず話をするのが普通だろう。にもかかわらず、ダメ妻は話を拒否し、
健康な大人なのに21時前に寝たのである。

俺は次なる行動を起こす準備は出来ているのだが、あとはタイミングだけなのだ。
こういう状況でも話をせず、修復するしない関係なく、向き合おうとしないダメ妻の
態度には、もはや手の施しようがないのだ。