第五十七話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

第56話の続きである。
ダメ妻のメールからに対して俺が送ったメールである。
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別に返信は求めないが。
お前にとっては些細な事かもしれないが、普通の人にとっては随分無神経な発言や
態度に感じるのだ。もちろん、長年の蓄積も大いに関係しているが。だから話す気が
なくなる、これは普通の流れだろう。

結局はお前の無神経なところが発端になって、こういう事態を繰り返しているのに、
自分が責められることに耐えられないという勘違いな発想で、逆に俺は頭にくる。
「こんなメールを受けたくない」なら自分で努力しろ。お前は何もしない、打開しようと
一切しないくせに、被害者気取りをしているだけだろう。もの凄く調子がいいとしか思えない。

お前がさっきのメールの考え方が心の大部分を占めているのであれば、恐らく修復は
しないだろう。また、同じ事を繰り返すのは目に見えている。これまでと違うのは、
俺が修復したいという気持ちが限りなくゼロになったということだ。

お前が離婚しない理由がわからない。修復できると思っているのか?
子供のことを除いて他に理由があるのか?

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それに対してのダメ妻の返信である。
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長年の蓄積…というのなら、昔に戻り考えて、一番初めの発端はあなただ。
まぁもう昔の事はこの際どうでもいい。もう忘れることにする。
私の態度も悪いところはたくさんある。私は自分の非があるのを認めているのに、
あなたは自分の非を認めた事がない。   
歩み寄る姿勢を見せてくれた事に対しては有り難いけれど、ごめん、の一言を
聞いた事がない。さっきのメールで会話はするようにする、と伝えたはず。
とにかく修復できないとしても、何でも私は離婚は絶対にしない。
それだけです。

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このメールが5/14である。これ以降はメールはしていない。この件でダメ妻は
一切俺に話しはしてこない。もちろん、普段の会話もゼロだし、視線すら合わせていない。
ダメ妻は「俺の非」を指摘しているが、具体的な指摘はしてこないのである。

俺はなぜ離婚しないのかメールで質問しても回答はこない。修復できなくても離婚は
絶対しないと断言している。それ以前にダメ妻が修復しようという行動を一切起こして
いない。よくこんなことが言えるものだと、つくづく呆れてしまう。