第二十八話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

昨日の夜、ダメ妻にメールを送っておいた。昨日の昼間に話したことについての
メールを送り、メールの終わりに「離婚の意志がないのであれば、公的機関を
利用してでも離婚に持ち込むので、覚悟してもらいたい」と締めくくったのだ。
ほぼ、最終通告に近い内容だと思う。

今朝、俺は早めに起きて、それからしばらくしてダメ妻が起きてきて、メールを
見たのだった。ダメ妻も今までにない表情で、俺にいろいろ言ってきた。
内容は省略するが、俺も当然強い口調で反論した。というより、ダメ妻の姿勢を
俺は指摘しまくったのだ。

結局、そこでも前向きな話は出ず、俺も万事休すかなと覚悟した。朝食の時間に
子供に「もし離婚したら、どちらについていくか?」と聞こうかなと思ったが、
なかなか俺も言う決心がつかず、言うことができなかった。

朝食後、子供たちは2階で遊んでいたが、ダメ妻が買い物に行くので、身支度して
いた姿がかなり落ち込んでいる雰囲気だったので、俺も何となく歩み寄ってあげた。
ダメ妻は強く抱きしめながら、そして泣きながら俺のことが好きと言ってきた。
ダメ妻の性格からしてウソではないとはわかったので、俺も突き放す気持ちには
なれなかった。

俺もそれまでは一緒に買い物に行くつもりなど微塵もなかったが、灯油も買う必要が
あったので、一緒に買い物に行った。そこでダメ妻も自分から話掛けた時もあった。
買い物帰りの際、ダメ妻が俺に聞いてきた話をきっかけに、何年ぶりだろうか?、
雑談で笑った。。。

内容はダメ妻が、(子供)3人目も欲しいけどなあと言ったことだ。半分冗談ではあるが、
半分まんざらでもない感じだったので、俺ももし3人目ができたら別れられないなと言った。
結局、ダメ妻が「〇〇駅どこあるの?」と聞いてきたことから、ここまでの話になったのだ。
やっぱり会話は大事なのである。

そうは言っても今日だけかもしれないので、もちろん修復宣言はできないが、
今日をきっかけに良い方向に進めばいいのだが。。。。