第十一話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

相変わらず、妻は風呂に入る前にパジャマ類を石油ファンヒーターの前に
置いている。2日連続でヒーターの吹き出し口の近くに置いていたので、
俺は注意したが、未だに微妙に近い位置に置いている。学習能力がないのか、
火災に対する警戒心がないのか、やっぱりバカはそう簡単には治らないのだろう。

パジャマ類は家族全員のものを置いているのだが、俺が風呂から上がったら、
妻はヒーターの前で髪を乾かしていて、俺のパジャマはリビングの床に置かれていた。
パジャマは基本的に肌着に近いものだと思うが、そういうものをリビングの床に
直接置くだろうか?俺は生理的にかなりイヤである。

まあ、今までしつこいほど書いてきたが、衛生的な感覚が俺とは物凄くかけ離れて
いるので、俺の不快さも妻は理解できないだろう。しかし、俺の感覚は一般的だと
思うので、むしろ妻が普通ではないのは、「あらすじ」を見ればわかると思う。