第百二十四話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日は直帰して6時過ぎに帰宅した。明日俺は出かけるし、日曜は雨の予報
だったので、平日だけど走りに行った。仕事帰りだったが16km走った。
結局、日曜の雨は午前中だけのようだが、まあ日曜はゆっくり過ごそうと思う。

今日のトップニュースは小林麻央さんが亡くなったことだろう。夫の海老蔵氏も
辛い中で記者会見を行い、改めて彼の家族の素晴らしさを知ったし、夫婦愛も
感じた。俺も母親を3年前にガンで亡くしているため、けっこう気にしていた。
心からご冥福をお祈りしたいと思う。

それに引き換え我が家はどうだろうか?もちろん、夫婦関係は破綻しているが、
前にも一度だけ書いたことがあると思うが、もしダメ妻がガンになったら、
迷わず離婚するだろう。以前、乳がん検診で再検査になったので、それもある程度
想定していた。こんなダメ妻のために病気を治すという投資もしたくないし、
そもそも看病するという気持ちは微塵も起こらないからである。

入院・手術をすればお金もかかる。ダメ妻みたいな人間のために、ガン保険が適用
されるとはいえ、大金を使う気持ちにはならない。冷酷かもしれないが、病気の
タイミングで離婚ができれば、精神的にもダメージが与えられるので、俺の長年の
不快な気持ちも救われることになるのだ。まあ、そんな理想が現実になるのは
今の段階では起こらないだろう。夢物語である。。。

逆に俺が病気になった時に離婚されても構わないと思っている。恐らくだが、
俺の体質は父親に似ているので、ガンはならないなと思っている。父親の家系で
1人だけ(父親の兄)ガンになった人はいるが、未だ健在である。俺が仮に入院した時、
ダメ妻が病室に来ても話すことはないし、話す気持ちも起こらないだろうから、
病室には来てもらいたくないのである。ここ数年、ダメ妻とは世間話もしたことが
なく、生活する上で必要最低限の言葉だけしか交わしていないのである。

俺の両親も、一時は毎晩のように飲み歩いていた父親に対し、母親もずい分
冷めていたが、母親のガンをきっかけに生活態度をガラリと変えて、俺から見ても
本当にいい夫婦だなと思っていた。それだけに今の自分の境遇と比較すると、
本当に情けなく思う時があるのだ。。。