第九十九話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

上の子供が学校の健康診断で再検査の通知をもらってきた。ここ3年、視力で
毎年もらっているが、今年は更に視力が下がっていた。メガネはかけていないが、
学校の席も視力を考慮して、いつも前の方なのである。

片方は0.3前後ぐらいらしく、俺は子供に早急に眼科に行くように言い、見づらい
のであればメガネを買うように言った。すると、ダメ妻はかなり嫌がるように
例のバカっぽいため息をついた。ダメ妻としては平日に行くのがイヤなのだろう。
午後1時半ぐらいにパートから帰ってきて、夕飯の支度まではほとんどが無気力
タイムなので、それが無くなるのが嫌だし、眼科に行くのが面倒くさいのだろう。

親ならば子供の悪いところは早めに医者に見せたいと思うのが普通だろう。
しかし、バカなダメ妻は子供を徹底的に甘やかすことだけで、いい親だとバカな
思い込みをしていて、自分に直接関係ない子供のことはどうでもいいのである。
本当にダメ妻は親としてもどうしようもないのである。

そうは言っても、ダメ妻のことなんか全く考える必要はないので、俺は日にちを
決めて、この日に眼科に行けと子供に言った。それぐらいしないと、ダメ妻は
子供のことで動かないからである。こんなことまで夫の俺が管理しないといけない
のである。本当にダメ妻はどうしようもないぐらい情けない人間である。