第七十八話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日はこの前書いた通り、リビングのコタツを片付けた。リビングと和室は
繋がっているので、和室に置いてあるソファーとコタツのテーブルを入れ替える
必要がある。前から今日やることを宣言していたにも関わらず、だらしないダメ妻は
和室の整理はしていなかった。

なので今日はかなり時間がかかった。といっても俺はソファーとコタツのテーブルの
移動をやっただけで、大部分はだらしないダメ妻にやらせた。自業自得のダメ人間の
ために手伝う必要はないからである。しかもバカなダメ妻は、子供の去年か一昨年か
小さくなった洋服の整理もし始めたのである。なぜ、このタイミングでやるかは意味が
わからない。和室の押し入れに、だらしなく放置していたので、ようやく捨てる気に
なったのかもしれない。

夕飯後、上の子供が珍しく皿洗いを手伝っていた。皿を洗っているのを見て、俺は
思わず汚れ物の皿の洗い方を指摘しまった。ダメ妻の超雑で適当な洗い方を真似
したら、将来自分が恥じかくからである。現に箸の洗い方はダメ妻の洗い方そのもの
だったので、俺はやり直しさせ正しい洗い方を教えた。それぐらいダメ妻の皿洗いは
ひどいのである。(だから超早く終わるのである。)

夜になると、早くもソファーテーブルは物でぐちゃぐちゃしていた。俺は夕飯前から
片付けるように言っていた。今日の昼間、和室から移動したばかりなのに、もう散乱
していたからである。俺は寝る前に無理やり片付けさせた。もちろん、だらしないダメ妻も
渋々やっていた。俺は最近よく言うことがある。

コタツの上やソファーテーブルの上にこんなに物がぐちゃぐちゃ置いてある家はあまりない。
我が家は変わっているので、せめて普通の家並にすべきで、俺が言っていることは
よその家だったら当たり前のことなんだと、子供には言っている。俺は、さらに子供に、
よその家に行った時、我が家みたいにリビングがごちゃごちゃしているかと聞くと、
子供は絶対に言い返してこない。それだけダメ妻がめちゃくちゃだらしないということである。