第二十三話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日は直帰して夕方5時頃に帰宅した。だが、やることがあったので、すぐに
ノートパソコンをつけて、いつものようにリビングで仕事をしようとした。
すると、また床がザラザラしていて、スリッパの裏を触ると白っぽい砂が手についた。

俺は家の中でスリッパがザラザラするのは気持ちが悪い。衛生感覚ゼロのダメ妻は
全く平気なのである。俺は仕事があったが、たまらず掃除機をかけ、リビング、台所、
洗面所、玄関の床を雑巾モップで拭き掃除をした。その間15分ぐらいである。
だらしないダメ妻も午後はたっぷり時間があるのに、それぐらいの時間を割けないのである。

俺は夕方5時頃に帰宅したとはいえ、家で仕事をする必要があるのに、わざわざ掃除を
してから仕事をしなくてはいけないのである。本当に俺は情けなく思う。全てはとにかく
だらしないダメ妻のせいである。

俺が掃除機をかけていると砂を吸った時のカリカリというかシャリシャリという音が聞こえた。
俺は下の子供に聞かせて俺が大げさに言っているわけではないことを示した。
この前なんて、コタツの中もザラザラしていたので、今日もコタツの中を掃除機かけたら、
コタツの中でもカリカリという音がしたのである。

ダメ妻の汚いことへの無関心さは明らかに普通の感覚ではない。