第十九話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

どうしようもないバカのダメ妻は、今日も呆れる行動を取った。
今日は朝起きた時から雪が舞っていて、夜になってもうっすらと積もっていた。
ほぼ1日、雨か雪だったと思うので、常識的に考えれば今日は湿度は最適だと思う。

しかし、今夜俺が帰宅すると、リビングの加湿器からは湯気が出ていた。
我が家の湿度計がずれていることを考慮しても、80%以上はあるはずだ。
こんな雨・雪の日に加湿器を使う必要があるのだろうか?しかも、我が家の暖房は
石油ファンヒーターなので、エアコンと違って空気が乾燥することはない。

どういう意図で加湿器を使ったのか、ダメ妻の頭の中を俺は理解できない。
雪の降る寒い日に加湿器でさらに湿度を上げれば余計に結露しやすくなる。
余りにバカ過ぎるダメ妻は何も考えずに加湿器を使ったのである。

まあ、バカなダメ妻は冬の間、加湿器を使う時も別に毎日使っているわけではない。
どういう基準で加湿器をつけるのかは全くわからない。でも、だらしないダメ妻は
間違っても加湿器の手入れをすることはない。清潔にするという概念はダメ妻には
全くないからである。加湿器を何日か使わないで、タンクに水がずっと入っていても
水を捨てることは絶対にしない。