第四百七十八話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日、昼飯が終わるとダメ妻はテーブルの上に伏せてダラ~っとしていた。
生理初日じゃないようだが、いつもの大げさなポーズに過ぎない。
もちろん症状は個人差があるのはわかるが、少なくてもダメ妻の場合は、
ただのだるいだけなのに、もの凄い重症のように振る舞うのがバカっぽい。
その証拠にダメ妻の家族が来た時は、全く普段と変わらず逆に元気な
ぐらいだからである。逆にこっちが鼻で笑いそうになるぐらいだ。。

ということで、重症のふりをして、いつもにも増してダラダラしているダメ妻は、
その後、昨日同様にエアコンも扇風機もない和室で昼寝を始めたのである。
昨日より湿度は低いが気温は真夏日越えである。そんな中でも寝られる
ダメ妻の寝ることへの執念は、呆れるぐらいである。

その様子を見た上の子供は俺に向かって、「あいつ寝過ぎじゃん、クズだな。」と
言ったのである。その前に下の子供はダメ妻に向かって、「また寝てんの?」と
言ったのである。それにしても、子供に「あいつ」、「クズだな」と言われるダメ妻の
親としての威厳のなさは、実に情けない。本当にクズな人間だと思う。

ダメ妻はいくら子供を甘やかしても、結局は子供にただ舐められるだけなのである。
俺もあんな暑い部屋でよく寝ようとするなと、ダメ妻に対して理解ができない。
さすがに暑くて1時間弱で起きてきたが、だったらエアコンが効いているリビングで
テーブルで寝ればいい。そこまでして横になって寝たいのだろうか?
ちなみにソファは俺や子供が座っているのだが、俺もソファで昼寝する時に、
背もたれに寄りかかって座って寝る時もある。でもダメ妻は横になって昼寝をすることに
こだわっているようだ。まあ、ただのバカ人間ということである。