第四百三十六話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今夜帰宅した後、ダメ妻に俺とダメ妻の結婚式のご祝儀について聞かれた。
ダメ妻の従弟が結婚するので、その親が俺らにいくらくれたのか知りたかった
ようである。そんな前のことと思うかもしれないが、俺はちゃんと記録として
残していた。パソコンの中にデータとして保存しているのだ。

結婚式のご祝儀、家を買った時の家電・家具等の購入リストなども保存している。
大事なデータはPCのハードディスクだけでなく、フラッシュメモリにもバックアップ
しているので、万が一PCが壊れても大事なデータ・ファイルを失うことはない。

ダメ妻は結婚当初は家計簿をつけていたが、3~4年目?ぐらいには挫折した。
というより、ダメ妻はそういう細かい管理などできない人間なので、家計簿は
つけていたが、あまり参考にならないような書き方だった。
別にノートではなく、パソコンでやれば計算も自動なので、ノートよりも面倒では
ないと思うが、ダメ妻は今でもそうだがパソコンはネットを見るぐらいかしか
できないので、もちろん印刷なんかはできないのである。

今日は仕事で、たまたま俺の母親が亡くなった病院の近くの某大手食品メーカーの
工場に行った。その病院の近くに来たのは、亡くなった2年半前以来である。
別に近くに来ることには全く抵抗はなかったが、コンビニに寄ろうとした時、
その病院の近くのコンビニでも良かったのだが、それだけは何となく行く気が
しなかった。

そのコンビニは、母親が亡くなった当日、最期を看取るため、俺が夕飯の弁当を
買ったのである。俺含めて4人分だった。今でも何の弁当を買ったのかは覚えている。
その時の心理状態は、母親がだんだん意識が薄れていく中で、死が確実に迫って
いると理解していたので、さすがに気分は落ち込んでいた。だから、何となくその
コンビニだけは避けたい気持ちになった。

明日はダメ妻が土曜日だがパートの仕事があり、夜はパート先の飲み会がある
ようなので、昼飯と夕飯は俺が作らなければならない。さて、どうしようかな。。。