第二百七十三話

今日、子供は終業式だった。通知票は上の子供がアップ、下の子供はダウンだった。

下の子供は100点率は相変わらず高いのにダウンとは、基準がよくわからない。

俺が帰宅した時はもう寝ていたが、とりあえずお疲れ様と言いたい。（笑

俺が帰宅して洗面所に行くと、汚い上履きがむき出しに置かれていた。

毎週持ち帰って洗っているはずだが、ここまで汚いとは。。。

いかにダメ妻の洗い方が適当なのかがわかる。そんな上履きを毎度、洗濯機の

脱水機にかけるのである。心理的にいい気分はしない。

今朝起きると寝バカダメ人間のダメ妻が話しかけてきた。
内容は年賀状の印刷を全部していないことに怒っていた。俺は別にふ～んみたいな
感じで特に視線も合わさず、飯を食べ続け、あとで印刷するとだけ言った。

ダメ妻は子供と一緒に朝ごはんを食べている時も、例のバカっぽいため息をついて
いて、下の子供も不機嫌な様子に気づいていた。（笑

そもそも、俺はダメ妻が21時に寝た後に印刷をしたので、何枚必要かもわからない。
健康な大人が毎晩21時に寝ること自体、呆れた行為なのだが、そんな人間が偉そうに
印刷していないと言うべきではない。自分のだらけた生活態度を考えてから言え
というものである。

今年は俺の父方の親戚で不幸があったため、例年よりハガキは少なくて済むのだが、
ダメ妻は例年通りの枚数を買ってきた。俺はその分、減らして印刷しただけであって、
今年ダメ妻が何枚使うのかは全く知らない。当然、ダメ妻も俺には言っていない。

ということで全く俺には落ち度がないし、むしろ21時に寝てしまって年賀状が印刷されて
いるのだから感謝すべきである。もちろん、ダメ妻の分の宛名面は例年同様印刷はして
いない。会話もないので、別に頼まれもしないし、誰に送るのかも知らないからである。

ダメ妻のバカさも度が増すばかりで、呆れるというより理解できずに、今朝の俺も
言い返す言葉が見つからなかった。（苦笑