第百三十一話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日はいく分涼しかったが、都内では目を疑うようなファション音痴を
いくつか見かけた。強烈なのは20歳前後の女が冬に着るような毛糸の
セーターを着ていたし、30歳前後の女がベージュのスプリングコートの
ようなものを着ていた。

3割ぐらいの人は半袖なのに、7月にこういう服装をすることをおかしいと
感じないのは、どうしようもないファッション音痴である。肌寒く感じるなら
この時期はカーディガンや生地の薄い羽織るものを着るのが普通である。
都内ではこのようなファッション音痴を多々見かけるが、恐らく温度感覚も
狂っているのだろう。


今朝、我が家の朝食はダメ妻が米を炊き忘れたため、メニューは
バラバラだった。バカなダメ妻は、タイマーをつけ忘れたのではなく、
米を研いですらいなかった。米の炊き忘れは何度か書いたことがあるが、
バカなダメ妻は何故こういうルーチンワークを忘れてしまうのか理解できない。
歯磨きをして口をゆすぎ忘れるのと同じことだ。
ダメ妻は日々無気力なので、惰性で家事をしているからこうなるのである。

そして今夜、例の如くシンクの周りがビショビショだった。しかも、麦茶が
こぼれているのにそのままだったのである。誰がこぼしたか知らないが、
さすがに俺は怒った。こぼしても拭かないなんてあり得ないことだからである。

結局誰がこぼしたかのかわからなかったが、俺はついでに毎日シンクの周りが
ビショビショであることに強烈にイヤミを言ってやった。もちろんバカなダメ妻に
向けてである。ビショビショでも平気な神経は頭がおかしいとも言ってやった。
カビが生えやすくなるというか、すでにカビが生えていることも言ってやった。

バカでだらしないダメ妻も、子供が聞いているのだから、改めようと思えば
救いようがあれば、もちろんそんなことはないので、子どもたちからも
だらしないイメージに思われるのだ。母親として実に情けない人間である。