第百一話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日、ダメ妻はパートが休みだった。
子供がダメ妻に休みなの?と聞くと、ダメ妻はたまには休みたいようなことを
言い出した。特に予定もないし、4時間勤務で土日は休みで、睡眠時間も
過剰なほど取っているし、無気力な生活で自由な時間は十分あるのに、それでも
手を抜こうと考えるのだ。本当にダメ人間である。

我が家は今年もしその葉が生えている。念のため1株買って鉢に植えたが、
やはり地面から生えてきたので、しばらくは、しその葉には困らない。
(というより、消費しきれないので、何かレシピを考えなければいけない。)

にもかかわらず、ダメ妻は一昨日の日曜日にスーパーでシソの葉を買おうと
したのである。さすがにバカなダメ妻に買うのをやめさせたが、ダメ妻も平日は
この次期になれば、庭に水やりをする。もちろん、しその存在に気づいているし、
何回か収穫しているので、しその葉があることはダメ妻も認識しているはずである。
それでも買うというのは、いかにバカなダメ妻が何も考えていないということだ。

今夜の風呂あがりのダメ妻が、俺が風呂からあがった8時50分には、ソファで
テレビを見ながら、ウトウトしていた。休みにもかかわらず、たいしたことは
していないのに、まるでぐったり疲れているようなオーラを出していた。
まあ、ダメ妻の場合は、疲れるほど一生懸命にすることはないので、ただ無気力
オーラが満開なだけである。