第六十二話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今夜、子供同士でケンカが始まった。まあ、こんなのありすぎるぐらい、
よくあることだが。。。上の子供が蹴ろうとしたら、下の子供ではなく、
コタツに座っていたダメ妻の右腕を蹴ってしまった。

もちろんダメ妻は怒ったが、子供はひと言も謝らなかった。その後の
子供とダメ妻の会話が面白くて、俺はニヤニヤ笑ってしまった。
それはダメ妻に対しての嘲笑であるが。。。(苦笑
面白いと言うのはダメ妻に対して失礼か。ダメ妻本人は無関係なのに
蹴られて子供に文句を言っているだけで、子供は全く反省しない。
結局、子供をちゃんと叱れず甘やかしてばかりいるから、子供に
舐められるのだ。

冬のような乾燥はなくなったが、下の子供はまだ乾燥肌が治っていない。
頭を見回すと、首や耳、おでこ、口の周りがカサカサしているのがわかる。
子供が強めに掻くと、俺もボリボリ掻くなと注意しているので、ダメ妻も
かゆそうなのは十分わかっているはずである。

しかし、ダメ妻は皮膚科でもらった塗り薬が余っているのに、塗ろうとしないし、
子供に塗るようにも言わない。親としてもダメ妻は本当にダメ親である。
バカなダメ妻は子供を甘やかすことで、親として満足しているようだ。
皮膚科に連れて行ったのも、俺が散々子供に言っていたからである。
俺が言わなければ、全く効かない市販の薬を使い続けていただろう。

親としてもダメ親なバカなダメ妻が、自主的に薬を塗ることはないだろうから、
俺が塗り始めた。皮膚科でもらったものではなく、俺が使っている液体タイプの
ものだが、液体なので使いやすい。しかも、子供のカサつきが明らかに改善して
いるので俺としても満足している。

それにしても、こういうことを母親ではなく、父親の俺がやるとは、本当に
我が家は変わっている。それも全てダメ妻というダメ人間のせいである。