第六十三話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日は天気も安定して、朝の冷え込みもなく、温かい1日だった。
にもかかわらず、相変わらず都内や電車の中では、ダウンや冬用コート、
冬用のマフラー、挙句の果てには手袋をしている人間もいた。
しかも、帰りの時間帯でもけっこう生ぬるいぐらい温かいのに、ダウンや
コートをしっかり着ている人もいた。

本当に都内及びその周辺では、気温や時期に応じたファッションができない
ファッション音痴に加え、ダメ妻みたいに温度感覚が狂っている奴もけっこう多い。
真冬と初夏の気温の服装が同じことをおかしく感じないのだろうか?

今夜、ダメ妻が寝る前に胸の脇あたり?、乳房の脇あたり?を手で抑えていた。
少し痛むような素振りをしていたような気もするが、別に詳しく様子を観察
しなかった。もしかして乳がん?と思ってしまったが、そういえばダメ妻の母親は
乳がんの手術をしたことがあると言っていた。なので、可能性はゼロではない。

もしダメ妻が乳がんになったらと考えた。ガンの程度にもよるが、万が一進行
しているのであれば、絶好の離婚のタイミングである。こんなダメ人間を
とてもじゃないが面倒みたいとは思わない。進行していれば、治療費もかかる
わけなので、こんなダメ人間のためにお金をかける意義は全くない。
こうなれば、全てダメ妻の身から出たサビである。

俺の母は初回のガンから生存確率50%と宣言されたが、病気にもめげず
家事は一切手を抜かず、去年亡くなるまでの16年間、8種類のガンを患っても
強い気力で闘病していた。ダメ妻は、そんな精神力は全くないし、自分にめちゃくちゃ
甘い人間だし、無気力な人間である。病気にかかれば、だらしなさや無気力さが
増すだろう。そんな人間は即効で切り捨てたい。