第三十九話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

気付かなかったというか、意識をしていなかったのだが、ツクシがもう旬を
過ぎていた。毎年生えている場所のツクシも緑系に姿を変えているのも
あった。今日、子供たちが家のすぐ近くでツクシを摘んできて、夕飯の時に
食べた。灯台もと暗しではないが、今の家に住んで11年、今月、家の近くに
ふきのとうが生えていることを知った。俺はツクシよりふきのとうの方が好き
なので、来年の春が楽しみだ。

今週火曜から春を感じるような気候になったが、気がつけば庭には雑草が
たくさん生えてきた。我が家の庭は広くないので、雑草とりは、それほど大変
ではないが、今日は子供たちも手伝ってくれた。
やっかいだったのは、芝生の中に去年まで生えていなかった雑草が勢力を
拡大していて、抜くのが大変だった。

名前は忘れたが、花壇に黄色い花が咲く低木系が植わっていたが、去年の
冬に枯れたようになってしまった。毎年冬になると、葉が枯れる部分もあったが、
この冬は葉が全くなくなったのだ。家を買った年に植えたので10年は毎年
花を咲かせていた。今日、枝を折ってみたら、パキッと乾いたような折れ方をし、
完全に乾いたような枝になっていたので、完全に枯れてしまったのだ。

去年母が亡くなり、我が家の花壇で変わったことが2件も起きたことになる。
単なる偶然であることは間違いないが、敢えて母が亡くなった年に起きたので、
不思議な因縁を感じるのだ。

ガーデニングには一切興味ないダメ妻の代わりに、子どもたちが手伝って
くれるので俺は助かる。沈丁花もいい香りがするので、子供に嗅がせている。

今夜の夕食の時、下の子供がDSの話をしていた。話の内容の一部は、ダメ妻の
社会人経験ゼロ&未婚&無職の姉からマリオのソフトを借りていることだった。
40過ぎた大人がマリオのソフトをわざわざ買ってゲームをしている。。。。
しかも、親のスネかじりで得たお金で買っているのである。
俺はそれを聞いて、非常に惨めさを感じたし、ただただ軽蔑の気持ちになった。

俺は子供にダメ妻を見習わせることは絶対にないが、それに加え、ダメ妻の姉も
同様である。ダメ妻以上にひどいレベルの人間である。本来であれば、こんな人間
と子供を関わらせたくない気持ちだ。
社会人経験ゼロ&無職の人間から何も得ることはないし、社会で全く通用しない
人間の影響を受けても困るからである。

まあ、大げさな言い方かもしれないが、それは親心ということにしてもらいたい。