第二十四話

毎日のことではあるが、平日のダメ妻の時間配分には、ただただ呆れるばかりで、
いかにもバカでだらしないダメ妻らしい。

今朝、7時ちょうどになってダメ妻はサッと立ち上がって皿洗いを始め、俺が時計を
見た7時10分には、何とトイレから出てきた。この短時間でこれだけ済ませてしまう
ということは、いかに皿洗いが適当だということを証明している。

それまで、やることも終わっていないのに、の～んびりというか、ダラダラしていて、

仕方なく時間が迫ると、適当に雑にやり始めるのである。

現にシンクの周りは水でビショビショになっていた。もちろん、バカなダメ妻は
拭くことはしない。

余りにひどく水浸しになっていたため、俺はダメ妻に聞こえるように、
「ビショビショじゃねーか。何をこぼしたんだ？」みたいなことを言ったが、
ダメ妻がどういう反応したのか、俺は特に見ることはしなかった。
ダメ妻は水浸しでも面倒くさくて拭かないのだろう。そんなことすらしないのである。

今日は子供の授業参観があったようだ。俺は今日、直帰して早く帰宅したのだが、
ダメ妻は夕飯の支度中だった。一旦、支度が終わって座っていたダメ妻は、とても
眠そうだった。そして夕飯後、俺はこのブログを書いているが、ダメ妻はさっきから
片付けもせず、ポケモンを子供と一緒に観ている。途中、目をつぶって、もの凄く
眠そうにしている。

まあ確かに普段のダメ妻は、12:00までのパートが終わり、午後になればたいした
活動はしない。そんなダメ妻にとって、授業参観などはとてつもなく疲れること
なのだろう。授業参観に行ったぐらいで、ぐったりしているダメ妻は、いかに
普段から無気力な生活をしているかを証明している。