第二十五話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

昨日、授業参観に出席したダメ妻は、いつも通りの21時就寝の頃には、本当に
眠そうだった。平日でも純粋な睡眠時間として8時間以上確保していてるし、
午前はパートだとしても、午後はだら~っと過ごしているので、普段疲れなど
全くないはずである。ダメ妻みたいな人間は、ただ単に無気力人間なので、
かったるいだけだろう。本当に、あの眠そうな姿を見ると、軽蔑というか、
つまらない人間と感じてしまう。

昨日、ダメ妻と下の子供が風呂に入っている時、上の子供が「お父さん、
ちょっといい?」と言ってきて、何を言うのかと思ったら、その日の学校の
出来事を報告したのである。ちょっとした人間関係の事だったが、詳細は
省略する。まあ、たいしたことないと思うので、俺なりの意見を言ってあげた。

それから一緒に風呂に入り、子どもに聞いてみた。さっき言ったことは、
ダメ妻に言ったのかと。子供は言っていないと答えた。
上の子供は俺と風呂に入ることの方が多いせいもあるかと思うが、学校のことは
ダメ妻よりも俺に話すことの方が多いと思う。

なので、誰と仲が良いかはダメ妻もわかると思うが、どの女の子が強いとか、
誰と誰がケンカしたとか、学校での出来事、友達のいろいろなことは、
ダメ妻よりも俺の方が詳しいと思う。
別に俺が子どもに聞き出しているのではなく、自然に子供が話してくるのだ。
(子供の具合が悪い時も、先に気が付くのは圧倒的に俺である。)

普通の家庭であれば、母親の方が子供のことはわかっていると思うが、我が家は
逆なのである。別に子供は普通に母親であるダメ妻のことは好きだが、
頼りにされていないと俺は感じる。だから、大事なことは俺に言ってくるのだと
思う。まあ、ダメ妻は子供から同類に見られているため、よく口撃、たまに攻撃
されるのだと思う。