第二十二話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

先日も書いたが、妹が結婚することになったので、ちょっとしたお祝いを
贈ろうと思った。
俺が結婚した時に妹からは何ももらっていないが、母も亡くなったので、
兄として祝ってやろう思ったのだ。

先週の金曜日、直帰してその客先の最寄駅の百貨店で、タオルケット2枚を
買った。俺が家で使っているタオルケットの数倍の値段だ。(笑
グラス類や写真立てなどはありふれているので、あまりかぶらなそうな
ものを考えた。

タオルケットなら、自分たちで使わなくても来客用の寝具としても
使えると思ったからである。我が家の来客用はけっこう安っぽい。。(苦笑
予算的にはまだ余っているので、もう1品をどうしようかと考えた。
俺は花瓶を考えた。花瓶ならインテリアとしても使えるし、披露宴で
花束を持って帰ってきた時も飾れるからである。
実はタオルケットと花瓶の組み合わせは友人の結婚祝いでも贈ったのだ。

日曜日、子供に花瓶を贈ろうとしていることを言ったら、ダメ妻が独り言で
「花瓶はあまり使わない」みたいなことを言った。まあ、ダメ妻みたいに
植物に全く興味がない人間にとって花瓶など全く無縁な物である。

しかしこの前、買い物の抽選で参加賞みたいなもので、小さな生花をもらった。
もちろん、我が家には花瓶などないので、ダメ妻は長めのグラスに水を差して
花瓶の代わりにしている。
その花も咲き終わって、萎れてきているものの、ダメ妻は放っておいている
ので、日曜日に俺が花の部分をカットした。

本当にダメ妻は女性のくせに植物には全く興味がないのである。
別に興味を持てというのではないが、女性なら最低限、花を見てきれいだとか
そういう反応があるのが普通ではないだろうか?

俺の持論、「植物に全く興味がない人間はだらしない、身なりもあまり気にしない。」
理由はきれいなことに興味がないからである。