第二十話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日はリビングの一部模様替えをした。もちろん模様替えに伴い物を処分・
整理するのは当然である。
この前の大処分で余ったミニスチール棚を有効に使い、リビングはだいぶ
すっきりした。さらに物が置けるスペースが確保できた。

それが終わったら今度は、和室の小さい方の押し入れの大整理をした。
ここは今まで全く手付かずで、だらしないダメ妻のせいでゴチャゴチャに
なっていた。びっくりしたのは、子供のオムツ(パンツ形)が出てきたのだ。
しかも種類も。いったい何年前のことなのか…?呆れてしまう。

バカなダメ妻が物を捨てないため、赤ちゃんの頃に使った雑誌等も出てきた。
別に記念にとっておいたのではなく、ただ単にだらしないからだ。
まあ、いつものことながら呆れるぐらいに不要な物が出てきた。
おかげで押し入れの中は、見違えるほどすっきりし、リビング同様、さらに
物が置けるスペースも確保できた。


今朝、起きたら下の子供の様子が普段と違う感じだったので、頭や首を触ったが
特に熱くはなかった。鼻息も特に熱くは感じなかったが、下半身がずい分熱く
感じたので、俺得意の手体温計で38.3度と体温を予想した。
体温計で測ったら38.2度だった。自慢ではないが、子供の体温だけは触った
だけで±0.3度ぐらいで当てられることが多い。いつもながら上の子供は驚いていた。

何が言いたいかというと、ダメ妻みたいに子供を甘やかす人間よりも、子供の
変化にすぐに気づく俺の方が、親として大事なことをしていると思っている。
俺はそれぐらい子供のことは大事に思っているのだ。

あと、毎度のことではあるが、バカなダメ妻は上履きを洗った後、洗濯機で脱水を
した。昨日みたいに天気がいい日ではなく、天気の悪い今日洗うのもバカな
ダメ妻らしい。というより、ダメ妻はやるべきことを後回しにして、最後は適当に
やるのがお決まりだ。

結局、ヒーターの前でチラシを敷いて上履きを乾かしていた。バカな人間である。
そして乾いた後、いくら洗った上履きとはいえ、敷いていたチラシを食卓の上に
置きっぱなしにしていた。そういう衛生感覚が俺には全く理解できないし、なぜ
敢えて食卓の上に置くのかが理解できない。さすがバカなダメ妻である。